【プラチナライター】【不動産】不動産投資の利益とリスク

2015年6月5日

そもそも、不動産投資とは?

投資とは、利益を得るために事業へ行う出資の事です。この出資を不動産業者に対し行った場合、これを不動産投資と言います。投資を行う事で、アパート・マンションなどの賃貸不動産の「大家」となる事ができます(つまり、賃貸不動産の所有権を買い受けるという事です)。なので、不動産業者に対する投資というよりも、不動産を得る為の投資と言い換えた方が良いかもしれません。株式投資とは、「時期による価格の差が出にくい(安定傾向が強い)」・「初期に“多額の先行投資”が必要」という点で大きく異なっていると言えます。

つまり不動産投資とは、賃貸住宅(不動産)の所有権を得る事で、家賃収入・転売益(例:000万の物件を購入し、その物件を4000万で他人に売ると、差額の1000万が利益となる。この差額で出る利益の事)を通し利益を得る投資なのです。

 

不動産投資により得られる利益とリスク

不動産投資により得られる利益は、大別して2つあります。1つは家賃収入、もう1つは転売益です。家賃収入による利益を「インカムゲイン」、転売益による利益を「キャピタルゲイン」と言います。尚、現在の不動産投資はインカムゲインが主流になりつつあります。なので、こちらについて詳述します。

不動産を保有し、家賃収入を得ている場合、利益収入は安定します。が、勿論リスクもあります。その代表例が「空き部屋問題」です。折角投資して購入した不動産でも、そこに住む人が居なければ家賃収入は得られません。一方で、不動産の維持費は確実にかかります。この状態が続くと、利益どころか投資資金の回収さえ危うくなってしまいます。このリスクを低くする為には、不動産購入時に該当物件の立地条件等を考慮し、住居として人が選択する条件が揃っているかを調査・検討する必要があります。地震等の天災には、保険に加入するなど事前対策をとりましょう。

 

不動産投資はどうやって始めるか

不動産投資は、まず投資対象となる物件を決める事から始まります。現地調査も勿論必要ですが、現代はインターネットがあるので、これを多いに活用しましょう。自分だけでは不安…という場合は、不動産投資専門のコンサルティング会社もあるので、これを利用する事も視野に入れて考えてみましょう。

また、投資の為の頭金はできれば物件検討の段階で用意しておきましょう。頭金の金額は、最低で物件購入価格の10%が目安です。

購入物件が決まり、資金も用意できているなら、次に考えるのは「管理会社」です。会社員等本業がある場合は住民対応を任せられるので、管理の手間がグッと減ります。入居者誘致力・管理対応能力を基準に、利益を損なわない程度のコストで委託できる会社を探すのが良いでしょう。

不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンだと言われます。失敗をしない為、目標にする利益を定め、あらゆるリスクに対する対処を準備していく事が必要です。

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