海外ウェディングと国内ウェディングの相場の違い

2017年12月27日
海外ウェディングと国内ウェディングの相場の違い

結婚式は人生の晴れ舞台ということもあり、憧れを持つ人も多くいます。とくに、国内でウェディングを行うのではなく、海外の独特な雰囲気の中で行われるウェディングにあこがれる女性は多いです。しかし、憧れと勢いだけで海外ウェディングをするわけにもいきません。海外ウェディングと国内ウェディングとの違いやメリットデメリットを、相場や時期、サービスの面から比較します。

海外ウェディングと国内ウェディングの会場選び

海外ウェディングを行う際、多くの人々はその後の新婚旅行と合わせて行うことを想定しています。そのため、海外ウェディングの舞台となる国は、多くは旅行やリゾート地として日本人に人気の高い場所が選ばれているのが現状です。ハワイやグアム、オーストラリアにアメリカといった地域がとくに人気が高いです。

また、近年では海外ウェディングもプランに入れた旅行プランもツアー会社から紹介されており、それらを活用して海外ウェディングを行い、充実の新婚旅行を楽しむという人々も多くなっています。これに対して、国内ウェディングはどのような傾向があるのかというと、国内ウェディングであってもリゾート地を選ぶ人が多いです。

ウェディングの後にそのまま新婚旅行へと進むという考えは多く、沖縄などをはじめとした定番旅行地がよく選ばれています。新婚旅行と分ける場合は交通の利便性を考えた会場を選ぶことも多いようです。

挙式までの準備期間

海外ウェディングの準備期間というものは、準備を早く始めるに越したことはありませんが、おおよその場合は半年ほど前から始める人が多いです。海外ウェディングでは多くは披露宴は帰国後に改めて開き、海外では身内や親しい人々だけを集めたごく内輪の挙式だけにとどまることが多いため、それほど準備に時間がかかりません。

加えて、ウェディングと新婚旅行がセットになったツアーを利用すればさらに準備期間を短くすることができ、軽い旅行と同じとして2,3カ月前に準備を始める人もいるほどです。これと比較して国内ウェディングを行う場合、準備期間として一年ほどの時間をとる人が多くいます。おめでた結婚や転勤などの都合で時間がとれずに国内ウェディングを選択した人ならば、3カ月程度で準備する人もいます。

しかし、おおよそ国内ウェディングでは披露宴も兼ねての結婚式となるのでしっかりと時間をかけて準備を行い演出などにもこだわりを持つ人が多いです。

相場の比較

海外でも国内でもウェディングを行う場合にかかる費用として、もっとも費用がかかる部分は何にこだわるかによっても異なりますが、挙式料金と衣装代金となります。ヘアメイクや着付け、ブーケなどにこだわる場合は、それらの料金も加わります。

このほかにウェディングで写真撮影やDVDなどの映像記録を残す際にプロに依頼するならば数十万円づつプラスされ、リムジンの送迎やフラワーシャワー、リハーサルなどのオプションを加えていくとさらに金額が上がります。

海外ウェディングの場合、旅行料金と挙式料金とで国内ウェディングよりも高くなるのではないかと予想されますが、必ずしもそうとは限りません。海外ウェディングでは、規模を小さくする傾向にあるため、渡航費用と宿泊費用さらに身内のみで簡素なオプションのない挙式と小さなパーティーまでも含めておおよその相場は100万から200万ほどが多いです。

しかし、この値段はどの国で挙式を上げるのかによってもある程度上下します。これと比較すると、国内ウェディングでは招待客も多くなる傾向が多く、式の内容こだわる人が多いため、海外ウェディングよりも高くなり、相場としては300万円ほどです。

その他国内と海外の違い

海外ウェディングと国内ウェディングには、準備期間や費用以外にもさまざまな違いがあります。例えば、ウェディングの重要要素であるウェディングドレスや新郎の衣装などの準備の仕方にも違いがあります。海外ウェディングの場合、近年ではレンタルと購入とでさほどの料金的な差が見られないこともあり、購入する人が多いです。海外でウェディングを行った後、国内披露宴で再び着用することを考え、購入する方がお得であると考える人が多いですが、国内ウエディングでは披露宴も同時に済ませることが多いためレンタルを利用する人が多いです。

また、ウェディングを行う時期なども海外と国内とでは異なります。海外ウェディングの定番のハワイでは、旅行費用が安くなる4から6月、9から11月が多いです。一方国内ウェディングでは、季節がおだやかな春と秋に多くなります。大型連休期間中に多くなるのは共通点です。

それぞれのメリットデメリット

海外ウェディングのメリットとしては、規模のことから考えても準備が比較的容易で費用もリーズナブル、そしてアットホームなウェディングになるという点があげられます。しかし、それ以上に国内では味あうことができない独特の雰囲気を味わいながらウェディングを行うことができるという点が大きいです。海外にしかない景色や文化はそれだけで印象深く思い出深いものになります。デメリットとしては、多くの招待客を招けないことや独自で手配することが難しいという点です。

会場の下見下ができない上に言葉の壁があるので、ツアーに参加することがおもな方法と決まってしまいます。これに対して国内ウェディングのメリットは、多くの人々を気軽に招くことができ、かつ会場や式の内容にこだわりを持てるということです。デメリットとしては、こだわることができる分、こだわりすぎてウェディングの前につかれてしまうといったことが多いです。

海外ウェディングの魅力

海外ウェディングは、海外の独特な雰囲気に文化、美しい景色の中、親しい人々に囲まれてウェディングをできるという魅力があります。費用の相場も国内ウエディングよりもリーズナブルなことが多いです。

しかし、魅力が豊富な海外ウエディングですが、費用相場もこだわりによっては大きく変わるうえにデメリットもあるので、決める際は十分な検討が必要です。

▼参考サイト
http://zexy.net/mar/manual/abroad_dandori/chapter4.html

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