あたたかくも成長できる環境でライターの市場価値向上に貢献したい

2018年4月3日

ウィルゲートで働きたいと思ったきっかけを教えてください

新卒で入社したのは別の企業でした。大手の旅行会社で販促用のインターネット広告を扱う業務を担当していたんです。残業が少ない点では恵まれた環境で仕事をしていたのですが、周りにはわりと年配の社員が多くのんびりとした雰囲気で、このまま働いていて自己成長できるのか、次第に疑問を感じるようになっていきました。

そのときに取引していたWeb広告の担当者さんは20代前半くらいの方々がほとんどで、40代50代の上司に対してガンガン提案を出していて。自分と同年代の人たちのアグレッシブな姿に触発されましたね。その中で、より成長するために若い人がガツガツ仕事をしている刺激のある職場で働きたいと思うようになりました。インターネット業界の可能性の大きさも感じて、ネット系のベンチャー企業を探していたときに出会ったのがウィルゲートでした。

実際に入社してみて、いかがでしたか? 思っていた通りの仕事ができましたか?

そうですね、ガツガツ仕事ができるという点では予想通りでした。一方で、予想外だったこともありましたね。まだまだ体制が整っていない時期だったので、仕組み作りから全部自分でやらないと仕事が進まないという状況は予想以上にハードでした。こんなに何も無い中、自分で考え、自分で動いていかなければいけないのがベンチャーなのかと。

大手にいたときは、「この業務はこうやる」というマニュアルがありましたが、頼るものが無いというしんどさを痛感しました。でも、これから全てを作り上げていくという環境は新鮮でしたし、ここで頑張ったことは自分にとって絶対にいい経験になるというポジティブな気持ちの方が強かったですね。プラスとマイナス、両方の想いを抱えながら必死に働いたことを覚えています。
今は組織も制度も整っていますが、当時があるから今があるわけですし、あの頃のハードな経験を通して、自ら考え、行動するという基礎が身に着いたと感じています。

現在の業務についておうかがいします。「サグーワークス」とはどのようなサービスなのでしょうか?

サグーワークスは、お客様のメディアや商品などを世の中に広めていくためのコンテンツを受託して作成し、納品する〝記事作成サービス〟です。現在、18万人のライターさんにご登録いただいていて、弊社がお受けした記事の作成をお願いしています。できあがった原稿を弊社社員がチェックし、お客様に納品するという流れになります。
僕が担当しているのは、その中でも記事作成に必要なレギュレーションを仕様書に落とし込む仕事。その部門の責任者をしています。弊社が受注する段階では、まだお客様の頭の中に「こんな記事が欲しい」というぼんやりとしたイメージしかないことが多いんです。具体性が無い状態でライターさんに依頼をしてしまうと、お客様が望んでいるものとできあがった記事との間にズレが生じてしまいます。そのミスマッチを無くすことがかねてからの課題でした。お客様からの要望をしっかりとヒアリングし、的確にライターさんに伝えるための募集要項を整えるのが私たちの役目です。

日々の業務の中で特にやりがいを感じるのはどんなときですか?

最初の頃は、お客様の要望をマニュアルのようなものに沿ってお聞きするだけだったんです。それをそのままレギュレーションに落とし込んでいました。徐々に慣れてくると、お客様がイメージしているものの言語化できていない部分を汲み取りながらヒアリングができるように。すると、凄く信頼していただけるようになるんです。「そうそう、それが言いたかったんですよ! よくわかりますね!」なんていうお声をいただけると、ちゃんとお客様のニーズに応えられたということが実感できて嬉しいですね。ライターさんから、仕様書がわかりやすかったと言っていただけるのも大きな喜びです。御社に頼んで良かった、仕事をして良かったという言葉からは、いつも力をもらっています。

初期の頃、お客様から「希望していたものと違う」と言われることはけっこうあったのですか?

サグーワークスができてから6年くらいになるのですが、このサービスはSEOにおける記事の必要性から生まれました。当初は市場的に検索数の多いキーワードがたくさん入っていればどんな記事でもいいといったような感じでした。極端な話、文章になってなくてもいいから、キーワードを〇個以上入れなさい、という案件もありましたよ。でも2、3年くらい前からは、やはり読み物として読者のためになるような記事が求められるようになってきて。文章の細かい表現などを含め、お客様側の判断基準も厳しくなっていますので、イメージと違うというご指摘をいただいて後から修正するということが発生していました。

以前、ご要望と納品したものとの品質が合わず、かなりの量の記事を作り直さなければならなくなったことがありました。私自身、数日間徹夜で記事作成に追われるというとても苦い経験をしましたね。でもそういった経験から、お客様が話してくれるのを期待して待つのではなく、我々の方から色々な質問をして情報を引き出していくヒアリング力が大事なのだとはっきり認識しました。お客様との認識のズレをなくすために、こちらが言葉に出して提案することで、相手が望んでいることを言語化していくのです。今でも商品やサービスに対する理解を深めるだけでなく、ヒアリングの精度にばらつきがでないような仕組みを作り、良いご提案ができるように努めています。

最近、仕事をしていて嬉しかった出来事は何ですか?

納品した記事のアクセスが伸びたというご報告をいただいたときですね。もちろん読み物としても役立つ記事を作成するのですが、集客効果がない記事はお客様の最終的なご満足をいただけません。直近では、事前にSEOの要素もしっかりと盛り込んだ企画をし、それをもとにライターさんに書いていただたくという商品をリリースしたんです。その記事を掲載した結果、検索エンジンで上位表示されるようになりアクセス数が伸びたというフィードバックをいただけました。内容のクオリティだけでなく、効果につながる記事を作ることができる商品を作ることができ、非常に達成感がありましたね。

企画を作ってくれるライターさんとは直接お会いすることもあります。企画のコンセプトや、作業工程のフローなどをきちんとお伝えすると、理解が深まって企画作成効率が上がったとか、修正頻度が減ったというご意見をいただけます。ライターさんのスキルアップが実感できるときも嬉しいですね。お会いすると信頼関係が増すので、そういったコミュニケーションも大切にしています。

今後の目標をお聞かせください

弊社は、ひとりひとりの〝WILL〟「やりたい」「なりたい」という想いを実現する、という理念を掲げています。私たちの部署が関わっていくのはライターさんやお客様になりますので、その方たちのやりたいことや、なりたい状態に近づくための支援に尽力していきたいです。
一般的にライターの仕事は報酬が低くて大変という印象がまだまだ強いですよね。弊社のサービスを通じて仕事の重要性が認められ、それだけで生活できるような人を増やしていきたいと考えています。能力がある人はきちんと認められるべきですし、そういう方々が書く価値の高い記事にはそれに見合った報酬が発生するんだという世界観を作りたい。ライターの地位を確立させたいという想いがあります。
自社への貢献だけでなく、ライターさんやお客様に貢献できるような仕事を精一杯していくつもりです。

最後に、御社に興味をお持ちの方、入社してみたいと思われている方にメッセージをお願いします

もともとはSEOのコンサルティングが事業の柱でしたが、最近ではサグーワークスの記事作成サービスももう一つの柱になってきていますし、出版社と提携したメディア事業も伸びています。やりたいと手を挙げれば新規事業に挑戦できる制度もありますので、チャレンジ精神があり、経験を自己成長につなげたい方とはとても相性のいい会社だと思います。私もそのような気概のある方と一緒に仕事がしたいですね。

入社を検討しているご本人だけでなく、そのご家族の気持ちも大切にしたいという想いから、家族を呼んで会社の説明をする「ファミリーゲート」という弊社ならではのイベントも開催しています。
「働きがいのある会社ランキング」で、6年連続ベストカンパニーに選出されたり、「ベストモチベーションカンパニーアワード」を受賞するなど、第三者機関からも高い評価をいただいています。

弊社はまだベンチャー企業のくくりになるかもしれませんが、130名ほどの社員がいて活気がありますし、人事制度も整っていると思います。何より、経営者が社員を大事にしてくれているということを実感できる会社ですので、安心して働きながら自分の成長を目指したい方でしたら、ぜひ弊社の門を叩いてください。お待ちしております!

取材を終えて

立ち上げからわずか数年の怒涛のような業務量に追われる日々もご経験されている浅倉さん。若いメンバーが成長していくためにも、これまでの仕事から得た気づきや学びを積極的に伝えているそう。「会社に貢献したい」としっかりと語ったその表情からは、自社に対しての信頼と誇りが感じられました。
社員を大切にする経営者のもと、今後も邁進し続ける企業であなたも共に働いてみませんか? 株式会社ウィルゲートでは、新たな仲間を募集しています。

==================================
本記事は下記の指定に沿って、当社取材ライターが作成したインタビュー記事になります。

【取材テーマ】
ウィルゲートで働く魅力や、仕事のやりがいとは?
・サグーワークスとはどんなサービスか
・ウィルゲートで働く魅力とは
・ウィルゲートに入ったきっかけとは

【取材ルール】
・記事の内容に沿った質問であればどのような質問をしてもOK
・質問内容は取材者側で用意する

【文字数】
・2000文字以上

【想定読者】
・ウィルゲートへの入社希望者
・転職希望者

【取材対象】
ウィルゲート社員

【写真】
当社画像素材を使用(取材ライターの撮影物ではありません)

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

Top