「派手婚」「地味婚」はもう古い!今注目の「おもてなし婚」とはどんな結婚式?

2016年11月24日

「派手婚がいいか地味婚がいいか」で迷っていたのはひと昔もふた昔も前の話。今では「なしにするかありにするか」でもめることも少なくないようです。とは言っても、本当に「なし」にしてしまったカップルは後で後悔することも多いのだとか。そこで最近注目されるようになったのが「おもてなし婚」です。

おもてなし婚とはどんな結婚式?

おもてなし婚とは、新郎新婦がゲストをもてなす形の結婚式です。そのため、従来は新郎新婦が並んで座る高砂席でじっとしていることの多かった新郎新婦とゲストの距離がグンと近くなる点が最大の特徴と言えます。もちろん、新郎新婦が結婚を祝ってもらう立場であることは従来の結婚式と変わりません。しかし、従来の式のようにゲストに余興などを次々としてもらう形ではなく、新郎新婦が自分たちの手でお祝いに集まってくれたゲストを喜ばせることを重視している点が大きく違います。

成功するかどうかは会場選びで決まる!

おもてなし婚が成功するかどうかは会場選びの段階でほぼ決まります。というのも、同じ内容の式を行ったとしても、会場の違いでゲストが受ける印象はガラッと変わるからです。例えば、お料理のおいしさで会場を選ぶ場合でも、有名シェフのレストランを会場にするのが一番のおもてなしになるとは限りません。ゲストの顔ぶれによっては、お料理のボリュームを抑えつつ素材をグレードアップしたり、事前にアレルギーの有無を確認して、アレルギーのある人にはさりげなく別の料理を出したりするなど、細かい調整ができる会場を選ぶ方がよいおもてなしになるはずです。
また、会場選びの際は口コミ情報を鵜呑みにせず、自分たちで直接足を運び、ゲスト目線でサービスをチェックした会場を選ぶことも大事です。駐車場の数や場所のわかりやすさなどは口コミ情報と異なっていることがありますし、料理も実際に食べて味や量を確かめてみなければ結婚式のおもてなし料理にふさわしいかどうかわかりません。他にも会場スタッフの心配りや動き、トイレなど会場外の設備の数や清潔さをきちんとチェックしておけば当日のおもてなしにつながります。

おもてなし婚の成功はいかにゲストを厳選するかがカギ!

ゲストに対して心からのおもてなしをしたいと考えるのであれば、招待するゲストの人数を絞ることがどうしても必要になります。というのも、同じ予算をかけるなら、人数が少ない方が手厚いおもてなしができるからです。しかし、この人を選んだらこの人も…と人数が増えてしまいがちなのが結婚式のゲスト選びです。ですから、「おもてなし婚」をすると決めたら、まずはゲストの人選をしましょう。これまでお世話になった人や結婚後も家族ぐるみで付き合いが続く人など、本当に自分たちの手でおもてなしできる人を招待することが重要です。それさえできれば、自分たちにとってもゲストにとっても忘れられない素敵な「おもてなし婚」になるはずです。

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