オトコを上げる!冬のメンズアウター4選

2018年1月28日
オトコを上げる!冬のメンズアウター4選

冬本番の寒い日ならではのおしゃれの要といえば、「アウター選び」です。アウターを基準にして、インナーの重ね着や小物を取り入れていくことで、コーディネートの幅が広がります。全体のコーディネートのなかでも、アウターは値の張るアイテムのひとつ。失敗のないよう慎重に選びたいものです。そこで、この冬のトレンドをおさえつつ、長い目で見ても着まわしのしやすいイチオシのアウターを紹介します。

この数年で徐々に人気が定着してきた「チェスターコート」

チェスターコートは、テーラードのコートです。どんな人にも似合うよう、着丈やカラーはさまざまなタイプが揃っています。最初の1着として取り入れてみるなら、お尻がすっぽり隠れる程度の丈がもっとも着まわしやすいタイプです。身長が高い人なら、ふくらはぎあたりの長さまであるロング丈も、スラっとかっこよく着こなせるでしょう。カラーは、ブラック・ダークグレーといったモノトーンをまずおさえておきたいところです。

そのほか、ワインレッドやキャメルなど冬の定番カラーもコーディネートしやすく人気があります。そして、少し周りと差をつけたいならチェック柄に挑戦してみるのはいかがでしょうか。英国紳士風のトラッドなチェックは、スマートな大人のファッションのキーワードです。形はシンプルなものを選んで、柄やカラーで遊ぶのも、定番アウターならではの楽しみ方です。襟を立てて冬らしいストールやマフラーと合わせると、いつもとはひと味違った洗練されたコーディネートに仕上がります。

ビジネスからカジュアルまで着まわせる「ステンカラーコート」

オン・オフともに使えるステンカラーコートは、冬のアウターとして必携といってもいいでしょう。なかでも、まずブラックを1着持っておくと重宝すること間違いありません。普段着ているスーツに合わせるだけで、隙のないビジネススタイルが簡単に完成します。そして、意外に思われるかもしれませんが、実はデニムやスウェットと合わせてカジュアルに着こなすのもしっくりくるのです。

一見するとフォーマルな印象のあるブラックのステンカラーコートには、タイトなボトムを合わせてしまいがちですが、ぜひこの冬は少しゆったりとしたシルエットのパンツを合わせてみてください。あえてボトムのラフなシルエットではずすことが、今年らしくこなれた旬の雰囲気を演出できるポイントです。

ニット帽などカジュアルなアイテムもよく似合います。形やカラーは定番中の定番ですが、決してありきたりではなく幅広い組み合わせで活躍してくれるはずです。素材は上質なウール素材を選ぶと、長く愛用できるお気に入りの1着になるでしょう。

1枚で存在感を放つ主役級アウター「ライダースジャケット」

さらっと羽織るだけでおしゃれに見せてくれる人気のアウターといえば、ライダースジャケットではないでしょうか。きれいめのニットと合わせれば少しモードに、ラフなスウェットやパーカーと合わせればカジュアルに、さまざまな表情を見せるライダースジャケットは、レディースでもメンズでも人気です。インナーを選ばず着やすいので、秋口から春先まで大活躍しますが、そのコーディネートのキモとなるボトム選びにはコツがあります。

ボトムはくるぶしが見えるくらいのショート丈にすることで、一気に“上級者”へと変身させてくれるのです。足元をブーツにすると少しハードになりすぎてしまいますが、スニーカーでラフに着こなせます。また、ジャケットの形や素材もさまざまなものがあるので、よく吟味して選ぶのが失敗しない秘訣かもしれません。なかでも、ブラックのダブルは旬として注目したいところです。光沢をおさえた柔らかな羊革を選ぶことで、大人の色気を醸し出すことができます。

流行のミリタリーテイストのアイテムとして外せない「MA1」

MA1は、もともと戦闘機のパイロットが着用するフライトジャケットとして作られていたものですが、カジュアル派のアウターとして以前より根強い人気を誇っています。特に今季はレディースでも大流行しており、ボリュームのあるルーズなサイズでゆったりと着こなすのが定番です。デニムやスニーカーを合わせれば、シンプルなカジュアルスタイルとしてぴったりハマります。

ただ、今季に関してはMA1をタイトなシルエットで着るコーディネートにも注目してみましょう。スッキリとジャストサイズにまとめた上半身に、ボトムもタイトなシルエットにおさえます。さらに、足元はブーツを合わせることで、カジュアルのなかにも洗練された雰囲気が出せるのです。

カラーはミリタリー調のアイテムとして主流のオリーブグリーンのほか、ネイビーやブラックを選べば旬を取り入れた大人のカジュアルスタイルにまとまります。普段は比較的きれいめのスタイルを好んでいる人にも、ぜひ挑戦してみてほしいアウターです。

タイプの違うアウターをそろえれば着まわしは無限大

同じアイテムでも、タイプやカラーを選ぶことで、違った表情を楽しむことができます。たとえば、カッチリとした印象のあるステンカラーコートにスウェットを合わせてカジュアルダウンしたり、カジュアルなMA1もカラーのチョイスでシックにまとめたり、意外な組み合わせに出会えるのです。

寒さに負けてついつい暖かさを重視して着込んでしまいがちですが、冬こそ自分なりのおしゃれを最大限に発揮できる季節です。定番のアウターもトレンドをおさえて選ぶことで、ワンランク上の冬コーデを目指しましょう。

ライタープロフィール
【mpe】
【mpe】
大手広告制作会社を経て、フリーランスのライターとして独立。これまで広告や読み物で執筆したジャンルは、美容、人材、住宅、飲食、教育、ファッション、恋愛・結婚など多岐にわたり、現在も幅広く活動中。食べ・飲み歩きが大好きで、お店の味を家庭で再現するレシピ作りが趣味。
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