サッカーやフットサルの上手なチームの見分け方

2016年8月4日

サッカーやフットサルの試合を観ていて、何を基準にして「上手なチーム」と「下手なチーム」が決まってくるのか、気になったことはありませんか。サッカーのワールドカップで毎回上位に上ってくる欧州のドイツや南米のブラジルなど上手なチームにはある共通点があります。これが分かればあなたも上手なチームを見分けることができるようになります。何を基準に上手なチームと言えるのかさっぱりだった人もこれで「そうだったんだ!」と言えるはずです。今後のサッカーやフットサルの見方が変わるでしょう。ではその共通点とは何なのか、さっそく見ていきましょう。

ボールのパスが縦に動いている

キックオフからボールの動きを良く観察してみてください。ゴールとゴールの間をどのようにボールが動いているでしょうか。上手なチームは「縦パス」をつないでゴールまで持っていこうとしています。このときボールが横に逸れてしまうとなかなかゴールまで持って行くことができません。ゴールにたどり着けないようなプレイは無駄な動きですから、頻繁にボールが横に逸れるチームは上手なチームとは言えません。ワールドカップで勝ち進むチームはたいていこのボールの動きに無駄がないように思えます。開始30分で2得点、3得点と次々得点を挙げるなど短時間でゴールがいくつも決まるチームはやはりパスの回し方が上手です。試合を観るときは、「縦にパスが次々とつながっていくチーム=上手なチーム」と考えましょう。

ディフェンス(守備)に偏りがない

ある選手にディフェンスが何人も付いてしまうと攻撃がおろそかになります。サッカーやフットサルは攻めと守りのバランスが大切なスポーツです。試合中、一人の選手に対して何人もディフェンスに回っていないでしょうか。時々そのようなシーンを見ることがありますが、これは下手なチームのすることです。注意しなければならない選手にはしっかりとした守りが必要ですが、度が過ぎてしまうと点を取るための攻撃ができずに試合時間ばかり過ぎていきます。理想のディフェンスは一人の選手に一人の選手が付く「マンツーマンディフェンス」です。上手なチームはディフェンスが一対一で付けているものです。試合中ディフェンスが一対一で付けているか、よく観察してみてください。

まとめ

上手なチームは「縦パス」ができ、ディフェンスと攻撃のバランスがきちんと取れています。何を根拠に上手なチーム、下手なチームと言えるのか分かれば、観戦はもっと楽しくなるはずです。女子が「パスが縦につながっているから上手なチームだね」などと言うと、サッカーやフットサルに詳しい男子に「よく分かっているな」と一目置かれるかもしれません。

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