こんなことあったの!?野球、ソフトボールにまつわるオモシロエピソード

2016年8月4日

野球やソフトボールと言えば誰もが知っているスポーツであり、子供の頃に楽しんだ方も多いでしょう。そんなメジャースポーツで、過去にあった「面白いエピソード」をまとめてみました。

ホームラン8本を打ったのに、得点は7点!?

1969年に近鉄バファローズに入団した「ジムタイル」。彼は元メジャーリーガーということもあり、多くの期待を背負って日本球団にやってきました。
しかしすでに35歳だった彼はひざを故障しており、年間8本のホームランを打つものの、そのうちの一本のホームランを打った直後に肉離れを起こし、ホームベースまでたどり着けない状態になってしまいました。そこで「代打」がホームベースを踏んだのですが、野球の規定上「得点」とは、自らホームベースを踏んで入るため点として認められなかったのです。8本ホームランを打ちながら、得点は7点という大変珍しい記録を持った選手です。

野球選手の平均選手生命は29歳。しかし最高齢は何歳!?

プロ野球選手になるのは容易な事ではありませんが、選手として野球を続けることはさらに難しいようです。日本のプロ野球選手の平均選手生命は「9年」と言われており、29歳くらいで現役を終えることが多いようです。
そんな中、日本プロ野球で最年長出場記録を持つ選手は、元中日ドラゴンズの「山本昌」投手は50歳まで現役を続けました。さらにメジャーリーガーでは史上最高齢登板投手と言われる「サチェル・ペイジ」が有名であり、彼は59歳まで投げ続けました。

両チーム大量得点を取った試合のスコアは?

1993年に行われたヤクルト対広島の試合。延長14回でようやくヤクルトがサヨナラ勝ちで試合終了となりました。
広島は16得点、ヤクルトは17得点、得点差はたったの1点ですが、両チームの合計得点はなんと33点にもおよびました。
終了時には夜12時を回って日付が変わっていたそうです、見ていたお客さんもさぞ疲れたことでしょう。

ホームランを打った選手が負傷、相手チームが抱えてホームベースへ。アメリカ女子ソフトボール

アメリカの大学女子ソフトボールの試合中に起きたエピソードです。オレゴン大学4年の、サラ・トゥホルスキーさんが決勝ホームランを打ちました。しかしベースを回っている途中でじん帯を損傷、ホームベースを回ることができなくなってしまったのです。それを見ていた敵チームのプレーヤー二人が、彼女を抱え込んでホームベースを踏ませてあげました。これによりオレゴン大学が勝利しましたが、本当のスポーツマンシップを見せてくれたと、負けたワシントン大学に称賛の声があがりました。

日本ソフトボール界歴史的快挙「上野の413球」

2008年北京オリンピックで日本女子ソフトボールが金メダルを取りました。8月20日の準決勝のアメリカ戦、同日夕刻の決勝進出決定戦の豪州戦と2試合続けて「上野由岐子」投手が登板、いずれも延長戦となる死闘を制しました。その日だけで合計318球を投げきり、そして翌21日のアメリカとの決勝戦も先発し勝利を得ました。2日間合計3試合「413球」を投げ抜いた記録は世界でも多く報じられ、「上野の413球」としてその年の流行語にもなりました。

まとめ

普段何気なく見ることの多い野球やソフトボールですが、こうしてみると歴史は古く、実に面白く感動するようなエピソードがたくさんあります。東京オリンピックでは復活競技になる可能性が高く、今後の選手たちの活躍に期待したいですね。

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