テニスは生涯スポーツ!パワーや体力が無くても一生続けられる理由とは?

2016年8月4日

テニスと聞くと、とてもハードなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。プロで活躍している錦織選手がコートを縦横無尽に走り回って激しく打ち合っている姿を見るとそう思ってしまいそうですよね。しかし、実際テニスは体力もパワーも必須ではありません。誰でも楽しむことができる生涯スポーツです。その理由をご説明致します。

テニスはそんなに疲れない?趣味でやる人はダブルス中心!頭を使ったプレイが重要!

テニスは体力が無ければできないスポーツではありません。プロの試合では1対1の戦いであるシングルスがよく放送されていますが、週末にテニスを趣味レベルで楽しむ一般人にとってはシングルスよりもダブルスが主流です。ダブルスの場合、ペアがいるので基本的にはコートの半面だけを守れば良いのです。そのため体への負担は比較的軽いです。2、3歩動けば、たいがいのボールには手が届くでしょう。ネット際にドロップショットで落とされたり、前衛の頭上を越える様なロブショットを打たれたりすると、長い距離走ることになりそうですが、これも対策によってある程度防ぐことができます。ネットに詰めるプレイを増やせば、ドロップショットは打ちにくくなりますし、前衛の位置取りをやや後ろにすることで、ロブに手が届きやすくなります。頭を使うことで、自分はほぼ動かずプレイすることがテニスでは可能なのです。色々と考えることで脳の活性化にも繋がり、アンチエイジングの効果も得られるでしょう。

パワーを技術が凌駕する!練習すればするほど強くなれる!テニスはテクニカルなスポーツ!

テニスではパワーよりも技術がものをいうスポーツです。強靭な肉体をもった成人男性であっても、女の子に負けるなんてことは日常茶飯事です。テニスは相手の力を利用するカウンターショットが重要となりますが、特にボレーはその代表格です。ボレーは相手が打ったボールにラケットの面を合わせて、弾き返すショットです。相手のショットが強ければ強いほど、速い球が相手コートに返ることになりますので、力が弱くてもボレーショットで相手を制圧することができます。多種多様なショットに対してラケット面を合わせるのには高等な技術が必要となりますが、その奥深さがテニスの魅力です。最近のラケットは高性能ということもあり、上手く体を使えば子供でも、相当なスピードボールを打つことができます。テニスをやっている人であれば「なぜ、あんなに小さい子供のボールが私よりも早いのだ?」と思ったことが1度や2度はあるのではないでしょうか。その様な子供は毎日の様にテニススクールで修練を積んでいます。逆に考えると練習さえすれば、誰でももっと早い球を打てる可能性があるということです。筋力よりも技術アップがスピードボールへの近道です。

テニスは練習すればするほど、プレイの幅が広がり面白くなるスポーツなので一生楽しむことができます。体力不足は頭でカバーできますし、パワーが無くても技術を磨けば、速い球を打つことは十分可能です。最近は足への負担が軽いオムニコート(砂入り人工芝)や紫外線の心配が無いインドアコートが増えてきていますので、テニスがよりやり易い環境になってきています。なにかスポーツを始めたいと思っている人にはお勧めです。

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