韓国語をマスターして「2ヶ国語しゃべれます」と言ってみよう!

2016年8月15日

隣り合う国の言葉は聞いていてもなんとなく意味が理解できるものですが、日本の隣国韓国語も、聞いていると少しだけ意味がわかる言語です。何か外国語をマスターしたいときにはうってつけなので、履歴書などの資格欄などを華やかにしたい場合には韓国語を習うと近道かもしれません。

文法が似ている!

日本語にはあまり文法の概念がありませんが、主語・目的語など・動詞という原則があります。英語は主語・動詞・目的語などの順であり、日本語とはずいぶん違いがあることがわかります。韓国語の文法は日本語に近く、語順が日本語とほとんど同じです。中国語の文法が英語に近いことを考えると、中国文化の影響を受けているにも関わらず日本語と韓国語は違う道を歩んでいるのは興味深いことです。

発音も似ている!

よくテレビなどで流暢に日本語を話している韓国出身の人々を見かけるかもしれません。中国やアメリカなどの出身の人は、長い間日本に住んでいたとしても訛りが多少はあるものですが、韓国語を母国語とする人は日本語ネイティヴかと思うほど発音が滑らかなケースが多いのです。この理由のひとつに挙げられるのが、子音と母音の組み合わせでしょう。韓国語も日本語も子音で終わる言葉がほとんどなく、いずれも基本母音か重母音をとっているので、日本人には発音しやすいという特徴があります。発音しやすければ聞き取りやすいということにもなるので、単語さえたくさん覚えれば韓国の人たちとの会話は弾むことでしょう。

似ている単語も多い!

韓国語を聞いていると、話の流れや詳細は分からないものの、何となく日本語が混ざっていて、ところどころ聞き取れることがあります。その理由には、中国語から日韓両国へ入ってきた単語であること、日本から韓国へ伝わった単語あるいは韓国から日本へ輸入した単語であることなどいくつかのパターンがあるからです。似ている単語の多くは名詞ですが、図書館や洗濯機など比較的新しく作られた単語に多い傾向があります。また、中国語から影響を受けた例としては数字の読み方が挙げられ、「一」は中国語で「イー」、韓国語で「イル」、日本語では「イチ」と、それぞれ似通った発音を持っています。

まとめ

日本は島国ということもあり、しばしば文化が独自に発達して孤立しているように思われがちですが、実は多くの部分でさまざまな国との共通点を持っています。特に隣国の韓国とはかなりの部分で共通しているものがあり、異なる点だけではなく共通点を探してみると、より韓国への理解が深まるかもしれません。その手段として韓国語を使うとわかりやすいことでしょう。

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