きちんとした身だしなみは下着から!適切なケアで綺麗を長持ち

2016年11月24日

せっかくかわいい下着を買っても、適当に洗濯機や脱水機にかけていませんか?レースやリボンといった装飾だけでなく、ワイヤーやカップの形など私たちが思っている以上に、ブラジャーはデリケートに作られています。きちんと正しい手入れをしないと、型崩れを起こしてしまったり、ホックが絡まったりして、かわいい下着もすぐよれよれになって魅力が半減してしまいます。まわりの人からパッと見える外側のおしゃれも大切ですが、見えない部分をしっかりケアすることで気分も違いますし、見えないところに気を使う方が大人の女性としての魅力が上がります。そこで今回はブラジャーの正しいお手入れの方法や、替え時のポイントなどについてお話していきます。

正しいお手入れの方法

下着によって洗濯機を使えるか手洗いが適しているかが違うので、まずは下着についている洗濯ラベルを見ましょう。ブラジャーが一番傷みにくいのは手洗いですが、もちろん洗濯機を使っても傷みにくいお手入れの方法もあります。ここでは両方のケースで正しいお手入れの方法についてご紹介します。

【手洗いの場合】
・洗面器などの大きめの容器にぬるま湯を入れ、下着用洗剤を入れて溶かします。ブラジャーは洗剤が溶けてから入れましょう。
・揉み洗いは型崩れの原因になるのでNGです。ブラジャーの汚れは汗や皮脂による汚れがほとんどなので、軽く振り洗いや優しく押し洗いするほどで十分。ワイヤーの部分など汚れやすい部分は洗剤液の泡で丁寧に洗います。
・すすぎをするときは、洗面器の水を新しく変えて数回押し洗いします。洗剤が残ると黄ばみや色落ちの原因になるのでしっかり行いましょう。
・脱水機を使うと型崩れする可能性があるので、使う場合は30秒ほどにしましょう。傷みが気になるときは、 下着を乾いたタオルに挟んで両手で押して水分を取ります。
・干すときは風通しの良い日陰で干します。ブラジャーのしわを伸ばしたら上下逆さにして、洗濯はさみで止めると型崩れしにくくなります。

【洗濯機の場合】
・ブラジャーはホックを止めて、目の細かい洗濯ネットに入れます。色移りなどを防ぐために、色別や素材別に分けて洗うのがベストです。汚れが目立つところは事前に手洗いしておきます。
・洗濯機を弱水流もしくは手洗いコースにして3~5分回し、すすぎも同様に行います。脱水は30秒ほどで止めましょう。干し方は手洗いの場合と同じです。

収納のコツをつかんで下着の寿命を延ばす!

・ワイヤーがあるブラ
カップの形が崩れないようにカップを広げて整え、ホックをとめます。できるだけ元の形を変えないように引き出しやボックスに収納しましょう。
よくやってしまいがちですが、片方のカップをへこませて収納すると、カップの変形を招くのでNGです。下着をぎゅうぎゅうに詰めてしまうと型崩れにつながるので、ある程度のスペースを使って収納するのがベストです。

・ワイヤレスブラ
ノンワイヤータイプの場合は、片側カップをへこませるなどコンパクトにしまってOK。ただしカップはできるだけ潰さないように、やさしく折る程度にしましょう。

買ってからどれくらい?下着の寿命を知る

ブラジャーを買うと、大体どれくらいの期間使いますか?実はブラジャーの寿命は、洗濯30回分と言われています。例えば、12枚をローテーションして着用した場合は、購入から約1年の計算になります。意外と早く感じるかもしれませんが、この洗濯回数を超えるとワイヤーやベルトが緩んでしまい、ボディラインをきれいにキープできなくなってしまいます。
また洗濯回数のほかにも、ストラップを調節してもすぐ緩くなったり、ワイヤーが歪んでいたり、アンダーベルトが伸びて薄くなっていたり、などといった替え時のチェックポイントもあるので、まめに確認してみてくださいね。

下着は周りから見えないので、つい「もったいない」などと捨てるタイミングを先延ばしたり、適当にケアしたりしてしまいがちです。しかしきれいな下着をつけていることで、ボディのゆるみを防ぐことができますし、女性である気持ちをキープすることができます。見られないからと油断はせずに、正しいケアの方法を知って丁寧に扱ってくださいね。

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

Top