今すぐバイクが欲しい!人気の輸入バイクランキング

2018年1月31日

「バイクが欲しいけど、どんな種類があるのか分からない」「バイクを購入するときに見極めるポイントは?」など、バイク初心者にとって初めてバイクを購入するときには迷ってしまいがちです。ここでは、人気の高い輸入バイクランキングやバイク選びのためのポイントなどをご紹介します。

輸入バイクのおすすめランキングを知ろう!

輸入バイクのおすすめランキングで第1位は、ハーレーダビッドソン FXDL ローライダーです。現代のハーレーの流行から逆向したデザインである「古き良きハーレー」の姿は、バイク初心者だけではなく愛好者達からも人気の高さを誇ります。グリップ部分が細身であることも、乗りやすさのポイントです。

第2位は、ハーレーダビッドソン XL1200X フォーティエイトです。フォーティエイトのアイコンともいえるピーナッツタンクは6色あり、カスタム可能です。第3位は、ホンダ NAVI 110です。車両価格は、初心者にとって手に入れやすい価格帯です。スクーターのようなボディでありながら、バイクの走りを存分に堪能することができる一台です。第4位は、ハーレーダビッドソン XL883N アイアンです。コンパクトなボディは、小柄な人や女性にも乗りやすいハーレーとして人気を集めています。第5位は、ヤマハMT-25です。中低速域での扱いやすさから、市街地などで通勤時にも気軽に乗ることができるバイクです。(※1)

なお、ホンダとヤマハは日本のバイクメーカーですが、逆輸入車であるためランクインしています。ホンダは日本国内・欧州・カナダ・メキシコ・ブラジルなど多数の生産拠点があり、(※2)ヤマハは日本国内・台湾・欧州・中国の4ヶ国に生産拠点があります。(※3)

ハーレーダビッドソンの魅力とは

輸入バイクのおすすめランキング内で1位・2位・4位を独占したハーレーダビッドソンは、大型バイク免許取得者ならば一度は乗りたいという人が多いバイクの代名詞です。1909年に完成されたVツインエンジンによる独特のエンジン音は登録商標を取得しています。(※4)エンジン音は低速であればブルース、高速であればブギーのように感じることもできるでしょう。

バイク界の中でも最も動物的であるといえるハーレーのバイクは、乗馬をしているような乗り心地を味わうこともできます。それはハーレーはトルクで走るバイクであり、エンジンの爆発ごとに地面を蹴るような乗り心地が得られるためです。ハーレーダビッドソンという敷居の高さやファッション性にも魅力を感じる人が多く、所有欲を満たすことのできる1台が見つかるバイクメーカーです。

ホンダが人気の理由に迫る

輸入バイクランキングの中で3位となったホンダは、売上高・営業利益共に全世界でもトップを誇るバイクメーカーです。ホンダが他の追随を許さないほどの売上高を誇る要因として、1億台に迫る勢いで売れ続けている「スーパーカブ」の存在が挙げられます。50ccバイクでどんなコンディションにも順応できる手軽さは全世界から愛され、さまざまな日常生活に寄り添う姿はマスプロダクツとして成功を収めたバイクといえるでしょう。

ホンダの創業者である本田宗一郎が「レースは走る実験室である」という名言を残しているように、世界最高峰のF1に果敢に挑みホンダのバイクはトップ争いを席捲してきました。(※5)そのレースで培った技術をホンダのバイクへと余すところなくフィードバックしています。自動二輪車の教習所で用いられる多くがホンダのバイクであることが、安定した乗りやすさを物語っています。

「走りのヤマハ」と「変態のスズキ」の名前の由来を紐解く

輸入バイクのおすすめランキングで5位となったヤマハは、「ヤマハ楽器」から独立したバイクメーカーです。ホンダに次いで売り上げ2位を誇るヤマハは、この売り上げのうちの半数を50cc以下の原付が占めています。大型バイクの種類はやや少ないものの、独創的なデザインが若者たちからの人気の高さを誇ります。(※6)

中でもヤマハの逆輸入車のバイクは、馬力があり他にはないモデルを見つけられることからプレミア感があります。そのため多くのヤマハバイクファンから根強い支持を得続けてきました。「走りのヤマハ」といわれるとおり、エンジンの丈夫さとスタイリッシュな走りに定評があります。(※7)

輸入バイクのランキング圏外ですが、スズキのバイクも熱狂的なファンに支えられており、「鈴菌感染者」と呼ばれるファン達は何台ものスズキのバイクを所有しています。「他と同じことはしない」という社訓のもとエンジンや車体、デザインも実験的かつ斬新なモデルが多いことが特徴です。そして「変態のスズキ」といわれる最大の理由は、最先端技術をどこよりも早く導入する点が挙げられるでしょう。大衆から受け入れられるバイクを生み出すのではなく、あくまで独自の路線を突き進む姿勢がファンの心を掴み続けている要因です。カタナ(GSX1100S)や隼(GSX1300R)などが代表的で、隼においては最高時速は312kmまで出すことが可能です。

(※8)エンジン性能の良さや軽量であることがスズキバイクのメリットとして挙げられますが、メイン以外の故障が多いことがあります。そのようなデメリットさえも「スズキらしさ」として、多くのファンから受け入れられ支持され続けているバイクメーカーです。(※9)

納得の初めてのバイクを手に入れるために

輸入バイクのおすすめランキングやそれぞれのバイクの特徴などを踏まえたうえで、初めて手に入れるバイクは納得の一台を見つけたいものです。価格帯や乗り心地、走りやすさはバイクを選ぶ上で重要ですが、なによりも重視したいのは「所有欲を満たせる最高の1台」を見つけることです。バイクの免許を手に入れることも、バイクを購入することも決して安い買い物ではありません。後悔しないためには目に入るだけで満足感を得られ、休みの度に乗りたいと感じさせてくれるバイクを入手することです。

実際にバイクショップへ足を運びさまざまな種類のバイクを納得できるまで試乗し、店主にバイク選びについて相談してみることも良いでしょう。その際、自身の「妥協することができないポイント」はあらかじめ決めておくことでバイク選びもスムーズになります。まずは、バイクショップへ足を運びさまざまなバイクに触れることから始めてみましょう。

▼参考URL
※1.【バイク、まるごと。グーバイク】輸入車のバイクランキング
※2.【Honda】生産拠点
※3.【YAMAHA】台湾・二輪車合弁子会社に、日本国内向けスクーターの開発・生産を移管ものづくり改革を促進
※4.【♪ATACの散歩道♪】ハーレーに見る商標権の重要性
※5.【TNカッコいい大人たちへ】「レースは走る実験室」故本田宗一郎氏の言葉を胸にF1で73勝目へ
※6.【ヤマハ大型バイクの魅力】ヤマハ大型バイクの魅力
※7.【Buyke!】ヤマハ好きが語る!ヤマハのバイクの魅力|スタイリッシュさと大胆さを感じよう
※8.【TREND RIPPLE】「変態のスズキ」「鈴菌」と言われる理由
※9.【スズキバイクの人気と特徴】スズキバイクの人気と特徴

ライタープロフィール
つむじ風
【つむじ風】
看護師国家資格取得後、脳外科や内科・精神科などで正看護師として10年間勤務。現在は、2歳の子どもの子育てをしながら主婦としてライター業に従事している。
現在も趣味として音楽活動をしているため、楽器関連やボイストレーニングなどの記事を執筆するほか、医療系・健康系の記事を得意としている。乗り物全般に関心があり、自転車やバイク・自動車や鉄道関係の記事なども意欲的に取り組む。
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