毎週土日になるとテレビに釘付けになる方も多い競馬。最近では少しずつ変わりつつあるのを知っていますか？有名人をCMに起用し、より身近になりつつある競馬。そんな競馬の魅力に迫ります。
女性のファンも急増中！？
競馬はこれまで男性がするギャンブルというイメージが強かったのではないでしょうか。競馬場や場外馬券場には、昼からお酒を飲み、ハズレ馬券が散乱しているなんて光景を目にしたことのある人も少なくないはず。しかし今では「馬女（UMAJO）」という言葉があるほど女性のファンが増えているのです。実際、競馬場でも女性向けに初心者の競馬講座なども開講しており、これからまだまだ女性ファンは増える可能性があります。競馬場がきれいなのも女性がリピートする一つ。馬が駆け抜ける馬場も芝が整えられており、近くでレースを見る臨場感に虜になってしまう女性も多いのです。トイレも清潔にされていて、ピクニック気分で行けるのも魅力の一つです。
女性騎手がデビューでファン層にも変化！
女性のファンが増えてきている一つに、女性騎手がデビューしたことが挙げられます。女性が騎手になることは初めてではないのですが、JRAでは実に16年ぶりのことで、話題となっています。競馬はギャンブルというイメージが非常に強く、メディアの露出もさほど多くありません。ニュースに取りざたされるのも、年に何度かある大きなレースくらいです。しかしこの女性騎手のデビュー時には、多くのテレビ局が取材をし、何日もテレビで放映されたのです。こうした効果もあって、新たなファンが増えているのでしょう。
高齢者の趣味にも！競馬はみんなに愛されている！
競馬を好むのは女性やサラリーマンだけではありません。実は昨今、高齢者も競馬場に多く見られるようになりました。高齢社会において、高齢者の定年後の過ごし方は問題になっています。今ではなんとゲームセンターのメダルゲームコーナーが高齢者ばかり、というニュースを目にすることも多くなりました。こうした高齢者たちが、老後の楽しみの一つとして競馬を選ぶことが増えたのです。競馬はギャンブルといっても、100円から遊ぶことができます。節度を持って楽しめば、馬が走るスポーツの要素もあり、充分な趣味になり得るのです。
まとめ
このように、競馬のイメージが変わりつつあります。これまでのギャンブルといった負のイメージから、ファン層の変化に伴い、堂々と趣味と言える日も近づいてきているのかもしれません。今週の土日は、競馬場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
