アパートで賃貸経営を成功させるコツとは?!

2016年8月4日

資産運用の一手段として、不動産投資を行いたい人も多いかもしれません。人口が減少する日本では空室が問題となることもありますが、不労所得を得たり節税したりする手段として、未だに不動産投資はリスクが低めの投資と言えるでしょう。しかし、多少のお金の余裕はあっても、マンションを一棟購入するまでの金額には至らないケースがあります。そのようなときは中古の格安アパートを購入し、家賃収入を得るという選択肢をしてみましょう。

なぜアパート?

住宅用の賃貸には大まかに分けて一戸建て、マンション、アパートの3つがありますが、皆さんもご存知の通り、アパートが最も家賃が安く借りられる物件です。若い人たちやシニア世代には生活に余裕がない人が多く、近年アパートに住みたいと思う人はだんだん増えてきています。しかし、不動産会社が経営するようなアパートでは審査が厳しく、より安い部屋に移りたい人たちが引っ越しできない現実があります。一方で、交渉が可能な個人の大家が持つ物件への関心が高まっています。

入居者の興味を引く価格設定を

アパートの中にもカテゴリーがあり、格安のものから高級感に溢れるもの、新築から築40年以上など、さまざまなものがあります。それぞれの経営者の方針によってアパートがどのような方向へ進むかは分かれますが、高級路線ではマンションとの差がはかれず、またアパートという名前だけで家賃が高い部屋は嫌われる傾向にあります。
従って、アパート経営を成功させるひとつのコツは、周囲の家賃と比較して安価な価格に設定することです。そうすれば自然と注目度は高くなります。ここで欲を出して相場以上の値をつけると、アパート内のほとんどが空室という最悪の事態を招いてしまいます。

空室を埋めるための努力

価格が同じ2つのアパートの部屋があったとして、1つにはWi-Fiが完備されておりもう1つには何も特別な設備がなかったとしたら、どちらに魅力を感じられるでしょうか。アパート丸ごとWi-Fiのプランを物件に施せば個々の部屋が負担する利用料金は格安となり、魅力的な設備としてWi-Fiを打ち出すことが可能となります。
また、女性や学生に人気な設備はカメラ付きドアホンで、不審者が訪ねてきても事前に対策できるので大きなメリットがあります。このように住人にちょっと嬉しい工夫をして周りと差をつけることによって、賃貸経営を低リスクで成功させられる確率が上がることでしょう。

まとめ

アパート賃貸経営で大切なことは、低い家賃と便利な設備を売りにすることです。賃貸経営をすると税金対策にもなるので、資金に余裕がある人はチャレンジしてみましょう。

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