疎かにしていませんか?ビジネスマナーの意義や基礎を紹介

2016年8月15日

社会人が働くために必要なものはたくさんあります。開発力や営業スキルなど、職種や立場ごとに必要な能力を身に付けなければなりません。しかし、どんな社会人にも共通して必要になるものがあります。それはビジネスマナーです。ビジネスマナーは社会人の基礎であり、日本のビジネス業界で常識として認識されているルールといえます。
そこで今回はビジネスマナーを身に付ける意義を説明し、基礎的な内容についても紹介します。

なぜ習得しなければならない?

ビジネスマナーを覚えるうえで大切なのは、ビジネスマナーを習得する意義を把握しておくことです。ビジネスマナーは社会人が最低限の信頼を得るために必要なものです。信頼を得ることは、社会人にとって欠かせません。営業職は顧客からの信頼を得られなければ、契約してもらえないですよね。開発職もチーム内での信頼を得られなければ、スムーズな開発は行えないでしょう。もちろん上司と部下の信頼関係も非常に重要です。
そのような信頼を得るために、必要となるのがビジネスマナーなのです。特に入社したての新入社員にとって、ビジネスマナーは大切といえます。信頼を得られるようなスキルや実績がまだ無いからです。できるだけ早くビジネスマナーを習得することにより、これから活躍するための下地作りをする必要があるのです。

挨拶はビジネスマナーの基本!

ビジネスマナーは多岐に渡ります。その基礎中の基礎といえるのが挨拶です。挨拶なんて簡単だと思っていませんか。幼いころから、しっかり挨拶をしてきたと自負のある人もいるでしょう。しかし、本人はできているつもりでも、実際にはできてないことが多いのです。会社で上司に指摘されて初めて気付く人もいます。
挨拶は笑顔ですることが非常に大切です。とりあえずお辞儀をすれば良いというものではありません。相手に警戒心を抱かせないように、穏やで柔らかい笑顔を心がけましょう。そして相手の目を見て、はっきりと聞こえる声で挨拶することが大切です。お辞儀の角度は相手によって変える必要があります。たとえばお客様や重要な契約相手には、45度の最敬礼をするのが一般的です。

接客や電話対応を身に付けよう

正しい挨拶を身に付けたら、続けて身に着けたいのは接客マナーです。どのような職種でも来客対応する機会が皆無ということはないでしょう。接客マナーが悪いと、企業全体の印象を低下させてしまいます。逆に良い対応を行えば、企業の印象を良くするアピールになるので、しっかり身に付けておきたいところです。
同様に電話対応も非常に重要です。特に入社したばかりの頃は、電話の対応を命じられることが多いです。正しい敬語を使うのはもちろん、「3回コールが鳴る前に受話器をとる」「用件の復唱を忘れない」など、ビジネス電話のルールをしっかり覚えましょう。

まとめ

ビジネスマナーは社会人として活躍するために必須です。どれだけ開発力や営業力などの能力があっても、ビジネスマナーを疎かにしているとチャンスを逃してしまう可能性があります。まずは基本となる挨拶をしっかり身に付け、適切な接客や電話対応も身に付けると良いでしょう。

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