試験の出来だけではない?小学校受験にあたって意外と見られているポイント

2016年8月15日

実際に私立小学校などで行われている採用試験では、試験の出来以外にもチェックされていることがあります。ですから、いくら試験の出来が良くても合格できない子もいます。ではどういったことに気を付ければ良いのでしょうか。試験中に意外と見られているポイントについて2つ見ていきましょう。

お昼休憩にお弁当を食べるとき

学力試験が午前と午後に分かれる場合や午前中は筆記試験、お昼の休憩をはさんで午後は親子面接といった試験内容のところもあるようです。そういった場合、試験ではお弁当を持参することが求められます。試験官の先生の目の前でお弁当を広げるわけですが、見られているのはお弁当の内容だけではありません。栄養のバランスを考えたお弁当であることもチェックされるかもしれませんが、何よりも受験生の食事のマナーが見られています。口にものを入れたままでしゃべっていないか、「いただきます」や「ごちそうさま」がきちんと言えているかなどをチェックされます。心配な人は家での子どもの食事態度を見直す必要があります。試験までに食事中は静かにしようと心がけ、きちんと「ごちそうさま」などが言えるようになっておくことが大切です。

トイレに行った後

試験中にトイレに行きたくなることも出てくるでしょう。その時は必ず先生が付き添われるものです。このときに注意したいのは「トイレに行った後どうするか」です。きちんとハンカチを持っていて、それを自分で出して拭くかといったことも見られています。お出かけ先で、トイレの後に手を洗ってからきちんとハンカチを自分で取り出して拭く習慣があるでしょうか。お母さんが持っているハンカチで拭いている、手を拭かないなどの場合は要注意です。お出かけの際には自分のハンカチで拭く習慣を付けておくと良いでしょう。ハンカチはきちんとアイロンがかかったものが持たせてあるかなども見られることがあるので、そのような部分にも気を留めておく必要があります。

まとめ

いずれにしても普段の生活習慣が影響してくることです。毎日きちんとできている場合は当日も心配ないでしょう。どちらか、もしくはどちらもできていないのではと思い当たっても、試験日まで余裕があるならまだ遅くはありません。毎日の積み重ねによってできるようになることですので、試験当日までに習慣づけられるようにトレーニングしておきましょう。これで当日も安心して子どもを試験場に送り出せるはずです。

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