ここが盲点!分譲マンションを買う時に気を付けたいこと

2016年8月17日

念願のマイホームを手に入れるのですから、誰でも後悔のないように選びたいと思っていることでしょう。こだわるポイントは人それぞれですが、見落としがちで、しかも後から気付いた時に悔しい思いをしがちなチェックポイントをお教えします。

モデルルームだけでは分からない、気を付けたいポイント!

キッチンの作りやドアの位置、床の色や材質などはモデルルームやパンフレットなどを見て確認できることです。広さや天井の高さなど、念入りにチェックをして家具の用意をするところまでは誰にでも思い付く点です。
入居してから気が付くことが多いのは、お隣や上下のお部屋の物音の響き方、近くの道路や線路からの騒音です。外からの騒音については、近くに大きな道路や線路がある場合は部屋の窓ガラスが二重ガラスになっているかを確認しておきましょう。上下の物音が響くかどうかは、床の厚さや材質、防音工事の有無で違ってきます。ファミリータイプのマンションの場合は、小さい子供のいる家族が多いものです。音の響きにくい構造になっているかどうか、現地でしっかりと確認することをお勧めします。

周辺の環境は?見落としがちなポイントはコレ!

マンションを選ぶときに、まず立地について最初に確認をしますね。交通の便はもちろん、毎日の買い物はどこを利用するのか、病院は近いか、市役所などの公共機関があるかどうか、必ずチェックしておきたいポイントです。特に通勤に便利な場所にあるかどうか、最寄りの駅の始発や終電の時刻まで調べておきたいものです。
お子さんがいれば、学校の場所、塾や習い事に通うのに便利かどうかもチェックしておきましょう。特に学校は、「あそこの小学校が近いから大丈夫」と思っても、実は遠い方の小学校の校区だったということもあります。また、小学校が近くても中学校は自転車を利用しないと通えないくらい遠いということもあります。自治体のホームページなどで調べておきましょう。

分譲マンションの共有部分はココを見よう!

分譲マンションには住居になる専有部分と、区分所有者が共同で持つ共有部分があります。専有部分については、自分たちの住む場所ですから入念にチェックをして検討するものですが、共有部分はあまり見ずに決めてしまう人がいるかもしれません。
マンションのエントランスや外廊下、階段、エレベータ、郵便受けなどもしっかりと確認しておきましょう。住戸数が多いのにエレベータの台数が少なければ、朝の忙しい時間に待たせられることが多くなりがちです。宅配ボックスの数が少なければ、すぐに宅配の荷物で一杯になって配達業者が持ち帰ることが多くなるかもしれません。駐輪場がマンションの規模の割に小さいこともあります。利便性に関わることですから、必ずチェックしておきたいですね。

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