住宅ローンのチェックポイント

2016年8月17日

マイホームの実現に欠かせない住宅ローン。しかし一言で住宅ローンと言ってもその種類は様々で、何がどう違うのか、自分にあった住宅ローンはどれなのかなど、分からない事も多いですよね。借入期間が長いローンなので慎重に自分にあった住宅ローンを選びましょう。

まずはここから。フラット35を利用するか

住宅ローンは「民間の金融機関から借りるもの」と「フラット35を利用するもの」に分けることが出来ます。民間の金融機関から借りるものは一般的な都市銀行や地方銀行、ネット銀行から借りるものを指します。一方、フラット35は民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携し、提供されている住宅ローンを指します。このフラット35の最大の特徴は全期間固定金利だという事です。つまり借入期間中に金利が変わらないという事です。その為、借入後ライフプランが立てやすいと言えます。
しかり、フラット35の場合はどうしても民間の金融機関の住宅ローンよりも金利が高い傾向があります。ただし、対象の物件が省エネ性や耐震性に優れている場合は一定期間の金利の優遇があります。
これらを踏まえ、多少金利が高くても借入期間の支払額が一定である事を優先されたい方はフラット35を検討されると良いのではないでしょうか。

民間の金融機関に決めたけど・・・この中からどれを選べば良いの!?

民間の金融機関と言ってもその数は膨大です。メガバンクとも言われる都市銀行や地域密着型の地方銀行、実店舗を持たないネット銀行など、銀行の在り方も多様化しています。
その中から1つの金融機関を選ぶ訳ですが、まず自分が何を優先したいのかを考えます。例えば「何より金利の低い金融機関を優先したい」「既に利用している金融機関から選びたい」「実店舗で話を聞きたい」など希望があると思います。その希望を基にいくつか金融機関をピックアップし、住宅ローンの条件やサービス内容をよく確認します。例えば、年収に応じて金利の優遇があったり、借入後にその金融機関を給与振込先に指定する必要があったりなど金融機関によって条件などが異なります。
希望の金融機関が決まったら事前審査をしてみるのも良いかもしれません。事前審査は無料で希望の金額が借入出来るのか、出来なければいくらまで借入出来るのか確認することが出来ます。

持病がある場合、住宅ローンは組めるの?

民間の金融機関で住宅ローンに入る場合は団体信用生命保険(団信)の加入が必須です。団信とは借入期間中、契約者に万が一の事があった場合、その時点での残債が0になる保険です。民間の金融期間の住宅ローンでは借入時に告知書を記入し、その時の健康状態を申告します。その審査に通らなければ民間の金融期間で住宅ローンを組む事は出来ません。
その為、健康状態に懸念がある場合はフラット35を利用します。フラット35の場合、団信は任意加入となっている為、借入時に健康状態を申告することはありません。
マイホームの購入は人生の中で大きな買い物ですので、自分にピッタリの住宅ローンを選びたいですね。借入後も無理なく支払い続ける事が出来るようしっかりと計画を立てましょう。

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