就活は何から始めれば良いの?慌てないためにしておきたい三つの準備とは!

2016年8月17日

人生の転換点ともなり得る就職活動ですが、「そもそも何からしたらいいの?」と途方に暮れてしまう人は少なくありません。中には「数をこなして慣れる」という方法もあるものの、沢山の企業にエントリーし続けるのは大変ですし、途中で嫌になってしまう人も出てきてしまうでしょう。そこで今回は、少しでも内定を得やすくするためにおすすめしたい「就活の準備」について解説します。

まずは「やりたい仕事」や「気になる仕事」を自己分析しよう

世の中に無数にある企業の情報を見て、気になったところにエントリーをしていくというのが、最も一般的な就職活動のやり方です。今はWEBを使ったエントリーやスケジュール調整が可能になった企業が多く、短時間で多数の企業とやり取りすることができるようになっています。しかし、最も重要なのは「自分がどのような仕事に就きたいか」や「自分が持つ力を発揮できる職業はなにか」という自己分析です。
なぜならば、どのような企業でも「なぜ弊社に就職したいと思うのか?」といった質問が行われるため、「子供の頃からの夢」や「勉強を通じて興味を持った」といった経緯や目標を含めて、しっかりと理論的に相手に説明する必要があるからです。
自己分析が足りない付け焼き刃の考えでは、相手に納得して貰えるような、魅力のある回答は難しくなります。このため、まずは落ち着いて「なぜ」や「何」を突き詰めるところから始めることが大切です。

次に「気になる業界」の情報を集めよう

自己分析によって方向性が定まったら、続いて業界分析を行います。自分で取材をするというのは限界があるため、インターネットや書籍などを利用した情報収集がメインとなります。OB訪問など、現役の社会人と接する機会があるならば、それを最大限活かすようにしましょう。
書籍で特におすすめなのは、「業界紙」「専門誌」と呼ばれる雑誌の類です。特定の業界の発行しているもの、あるいはビジネス雑誌で特集が組まれているものを探してみると、業界の動きや今後の展望などを理解することに役立ちます。
こうして、業界全体を俯瞰して情報を得ることで、「その会社に入りたい理由」などが作りやすくなります。同じような規模であっても、「業界のトレンドを作りだす企業」と「安定したシェアを保つ企業」では特徴は全く異なりますので、そういった特徴を理解しておくことがおすすめです。

最後はスケジュールをチェックしておこう

自己分析と業界分析の二つを行い、自分が就職したいという業種が定まったならば、最後に「その業界の就活スケジュール」を確認しておきましょう。最近の就活は学生生活への影響を避けるために、開始時期が変わることも珍しくないのですが、この開始時期は企業ごと、あるいは団体ごとに異なっています。つまり、志望する業種や企業によっては「特定の時期にならないと本格的な活動が開始できない!」という問題に突き当たることがあるのです。
複数の業界を志望していてもスケジュールが集中してしまうと、エントリーする企業が狭まってしまいます。また、後になって「ここもエントリーしておきたかった!」と思っても、後の祭りになってしまうこともあり得ます。そういったトラブルを避けるためにも、説明会・面接の時期をよくよく確認してスケジュール調整を行い、無理のないよう余裕を持たせておくことが欠かせません。

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