初めての自転車選び!何をチェックすればマッチするモデルが見つかるの!?

2017年12月21日
初めての自転車選び!何をチェックすればマッチするモデルが見つかるの!?

ロードバイクやクロスバイクを購入したいと思っていても、その違いすら分からないと言う人も少なくはありません。まず、自分がどのような用途で自転車を欲しいのか明確にして、適した種類を選びましょう。ここでは、ロードバイクとクロスバイクについて初心者向けに紹介します。

これからロードバイクを購入する人が知りたい基本

ロードバイクとは、舗装された道路を走行するのに特化した自転車です。ロードレーサーとも呼ばれた種類で、基本的にはサイクルロードレースで使われます。しかし、近年では快適な走行を楽しむためのモデルも多くリリースされており、ロードバイクのネーミングが定着しているようです。ロードバイクは、フレームが軽量であったり、タイヤが細かったりするほか、様々な場所を持てるドロップハンドルが大きな特徴です。

スピードを重視しており、前傾姿勢で走行する必要がありますが、長距離走行でもハンドルを握る場所を変えればいろいろな姿勢をとれるため、疲れの軽減に繋げられます。また、ブレーキレバーと一体化している変則レバーによって、スムーズなギアチェンジが可能な自転車です。初心者がロードバイクをこれから購入する場合、どんな走行をしたいのかを考えて選択すると失敗が少なくなるでしょう。例えばレースを楽しみたい人と、週末や休暇に長距離のサイクリングを楽しみたい人では、選ぶべきロードバイクの種類は異なります。

ロードバイクの種類を知って自分に適したモデルを購入しよう

ロードバイクの種類は基本的に3つに分類されます。長距離走行に特化したロングライド用、ハンドルの位置が低めに設計されているレース用、空力性能に優れたトライアスロン用です。レースにトライしたいなら、コーナリングの鋭さを実現するレース用が必要ですが、そうではないならややリラックスした前傾姿勢で乗車できるロングライド用がおすすめです。

ロングライド用はレース用よりもハンドルポジションが高めに設計され、前輪・後輪の位置が長いため、走行時の安定感があります。トライアスロン用は勿論トライアスロンに出たい人に向いている種類です。前走車を風よけにするルールが認められてからは、空力性能はさほど重視されませんが、トップを走行するなどの状況では必要な性能になります。用途別に購入したいロードバイクの種類を決めたら、フレームに用いられているマテリアルを選択しましょう。フレーム素材の違いなど値段の差だと初心者は思いがちですが、乗り心地などに影響する大きなファクターです。

ベーシックなスチール素材は乗り心地に定評があります。走行中に負担があまり掛からないと言われますが、重量が重いのがウィークポイントです。また、クロモリと呼ばれるマテリアルもスチール素材に入ります。多くのロードバイクに使用されているのはカーボンフレームで、振動を吸収する性能が高く軽量なのが大きな特徴です。レース用からロングライド用まで様々な種類のロードバイクに採用されています。高いスキルが必要ですがカスタムも可能です。ただし、値段が高い種類のカーボンフレームは壊れやすいので、扱いに不慣れな初心者の内はあまりおすすめできません。

逆に初心者向けにおすすめできるのはアルミ素材のフレームです。扱いやすく軽量であるのが特徴で、レース用として多く用いられた時期もありました。15万円前後で購入できるアルミフレームのモデルであれば、初心者にもマッチする良い品質のものが多くリリースされています。乗り心地が気になるならホイールやタイヤをチェンジすればコントロールが可能です。

クロスバイクはタイヤに注目

クロスバイクにはロードバイクと同様に長距離走行に適した種類もあります。しかし、ロードバイクよりも日常的に利用しやすいのが大きな特徴です。クロスバイクのフレーム素材はロードバイクと同じく初心者に適したアルミ、扱いが難しく高級なカーボン、振動吸収と乗り心地が良いクロモリ(スチール)とあります。

また、フォーク素材にはアルミが一般的に使用されている場合が多いのですが、クロモリやサスペンションなどが使用されているモデルも乗り味の好みで選ぶと良いでしょう。重量があるのでサスペンション搭載のクロスバイクは減少傾向にありますが、悪路や少々の段差などでも振動吸収性が高いため乗りこなせます。クロスバイクの選び方としては、タイヤに着目するのが基本です。細いタイヤ程スピードが出て、太ければ安定感があります。

また、ホイールはサイズが大きければスピードを維持でき、小さければスピード維持は難しい傾向にある反面こぎ出しが軽くなる特徴があります。タイヤのサイズはクロスバイクの用途によって適した物を選びましょう。ホイールが小さければ小回りが利くメリットがあるので、例えば街中を走行するにはマッチします。一方でサイクリングなど長距離走行を楽しみたい場合には大きめのホイールを選ぶと良いですが、サイズが大きくなれば体の小さい人には向かない場合もあるので慎重に選んでください。

クロスバイクの用途別種類

クロスバイクは基本的に4種類存在します。通勤向きは、丈夫なフレームと太めのタイヤでマウンテンバイクに似ているのが特徴です。段差やでこぼこの道でも楽に走行でき、フロントサスペンションによって乗り味が快適と言われます。スピードが出るモデルもリリースされていますが高いパーツ性能があるモデルを選びましょう。シティサイクルに似た買い物向きはスタンドや泥除けがはじめから搭載されているのが特徴です。街中を走行するだけでなく、サイクリングロードをスピードを出さずに楽しみたい場合に向いています。

カラーリングが豊富なストリート向きは、剛性が高くこぎ出した時に踏み込みのパワーが逃げないため、信号が多い道路で乗りやすいです。また、長距離よりも中距離の走行に向いています。長距離向きはロードバイクに似て軽く舗装路での長距離走行が快適です。スピード重視の長距離向きと安定性の通勤向きで迷うならその中間的な機能であるストリート向きがおすすめと言えます。

情報だけでなく実際に触れて選んで

初心者向けにロードバイクとクロスバイクの種類や特徴の基本を紹介しました。自分がどの様に自転車を乗りたいかが車種を選択する際の大きなファクターになります。実際にショップへ赴いて、自分に向いているモデルを根気良く探すのも大切です。

▼参考サイト
http://www.cycling-ex.com/2016/02/roadbike_start_guide.html

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