犬のトリミングとシャンプーはどこでやればいいのか?自宅でできるセルフケアも紹介します!

2018年1月15日

ペットはエサを与えていればいいわけではありません。トリミングやシャンプーをして犬が快適な生活を過ごすことができるようにケアをする必要があります。この記事では、どこに依頼すればいいかや、自宅でできるセルフケアを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

登録店のペットサロンに行きましょう

犬のシャンプーやトリミングはどこにお願いしたらいいかというと、ペットサロンがおすすめです。ペットサロンというものは一定の条件を満たしていないと営業許可が下りません。たとえば、ペットを保管するのに十分なスペースが確保されているか、動物取扱責任者がいるか、その取扱責任者は講習会で伝染病などの獣医学や行動学を勉強しているかなどです。こうした条件を満たしたペットサロンのみ登録店として営業ができるわけです。

ペットサロンの中に入ると必ず動物取扱業登録証というものが掲げられているはずです。ペットサロンに入ってみたときにその登録証があれば登録店であることが容易にわかります。ペットサロンに入るまでもなく、チラシや広告などに登録ナンバーが掲載されているはずですから、それを確認するのもいいでしょう。もし登録店でないのにペットサロンを運営していれば違法行為に当たって厳しい処罰を受けます。

自宅でトリミングをする方法と準備するもの

トリミングやシャンプーをするためだけにペットサロンに通うのはお金がかかりますので、それを節約したいと思っている人には自宅でのトリミングとシャンプーをおすすめします。トリミングをするのに必要な道具はカットハサミです。細長い形状をしたハサミのことで、トリミングをするのに必須アイテムです。家に置いてあるハサミでトリミングをすると失敗しますので、必ず購入するようにしましょう。カットするときには静刃を毛に当てて固定しながら動刃だけを動かして切っていくのがコツです。

それから、梳きバサミも忘れてはいけないアイテムです。特に長い毛を持った犬種のトリミングのときにとても役立ちます。長さを変えずに量だけをカットすることができるので、見た目のバランスを崩れることはありません。コツとしては同じ場所を何回も切らないことです。いくら梳きバサミでも虎刈りになってしまうことがありますので、その点は注意しましょう。

また、顔周りや肛門周りの細かい毛をカットするのに便利なミニハサミも用意しましょう。これらを用意してからいよいよトリミングを行います。手順としては足裏から行います。足裏の肉球の間の毛が伸びると足を滑って転んだり、湿気による皮膚病が起こることがありますので、必ずトリミングしましょう。トリミング中は犬は不安を感じることもありますので、できれば抱っこしながらカットしていくといいでしょう。肉球からハミでている毛を1本1本丁寧に切ります。あわてると間違って肉球を切ってしまうことになりかねません。くれぐれも注意することです。

足裏のカットが終ったら、胴体まわりのトリミングに移ります。コームで毛並みを整えてから理想の長さになるまでハサミで切ります。面積が大きいので多少バランスが悪くても目立ちません。切り終わればブラッシングをすることです。短時間で終わらせたい人はバリカンを使うのも1つの方法ですが、バリカンの音に犬が怖がってしまう恐れもありますので、注意しましょう。胴回りが終われば顔のトリミングに入ります。刃先は犬の方に向けずにハサミを寝かせながらカットしていくのがポイントです。耳周りを切るときは耳を手で抑えながら切るなど犬が傷つかないようにケアをしましょう。

自宅でやるシャンプーのやり方

犬のシャンプーを自宅でやる方法を紹介していきます。犬は活発的に動く動物ですので、シャンプーをしていないとどうしても被毛に汚れや皮脂がたまっていきます。見た目もよくないですし、臭いを発するようにもなります。皮膚や被毛を清潔にするためにもシャンプーはとても大切です。

まずシャンプーをする前にブラッシングを行いましょう。 特に縮れ毛の犬の場合は必須です。それから、体全体をシャワーで洗います。このときのシャワーの温度は36度から38度程度がベストです。顔に急にかけると犬はびっくりしてしまいますので、体全体を濡らしてから顔も濡らしていきましょう。その後シャンプーで肛門周りを泡立てておしりと内股をしっかりと洗います。それから、胸と背中に移っていってマッサージをするように指の腹をうまく使いましょう。

最後に顔まわりを両手で包み込むようにして泡立てて行きます。ひととおりシャンプーが付いたら洗い流します。このときは顔から足のように高いところから低いところに泡を落としていくイメージで洗い流していくことがポイントです。お湯で濡れた体をタオルで包み込んで水気を取ってあげればシャンプーは終わりです。

まとめ

犬のトリミングやシャンプーは飼い主にとって必要不可欠なケアです。これをやらないとペットが病気になったり、見た目が汚れたり、多すぎる毛量で体調が悪くなることがあります。ペットサロンに依頼するか自宅でセルフケアをしてあげましょう。

▼参考サイト
※1.【WONWON】トリミングサロン(ペット美容室)の選び方
※2.【GREEN DOG】グルーマーが教える、おうちでかんたんシャンプー&ブロー
※3.【犬の病気の総合サイト】犬のトリミングを自宅でする方法を徹底解説

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