韓国旅行へ行く前にチェック!買い物別おすすめショッピングスポットまとめ

2018年1月30日
韓国旅行へ行く前にチェック!買い物別おすすめショッピングスポットまとめ

韓国は日本から飛行機で3時間足らずで行くことができる身近な国です。なかでもソウルや釜山はショッピング天国と呼ばれ、観光だけではなく買い物も楽しめる街として人気となっています。(※1)そこで、数多くのお店が建ち並ぶソウルや釜山の街を効率よく回って買い物をしたいという人に、おすすめのショッピングスポットを買いたい物別にまとめて紹介します。

こんなに安い!?皮革製品ならソウル「光煕市場」へ

ソウルの東大門市場(トンデムンシジャン)にある「光煕市場(クァンヒシジャン)」は、一般の人も利用できる巨大卸売スポットです。なかでもおすすめの場所が、レザーのほか毛皮製品などの商品を豊富に取りそろえたお店が建ち並ぶ6階の専門フロアです。(※2)皮革製品は秋から春にかけて長く楽しめる高級感を持った人気のおしゃれアイテムですが、日本で質の良い皮革製品を買おうと思うと値段が高いことが多く、躊躇してしまう人もいるかもしれません。

しかし、世界有数の生産量を誇る韓国でなら、柔らかくて品質の良い皮革製品を日本より安く手に入れることができます。(※3)多彩なデザインの皮革製ジャケットやコートなどのなかからお気に入りの一品を選ぶことができるだけではなく、ほとんどのお店でオーダーメイドも可能です。皮革が安い韓国で、他にはない自分だけのオリジナルの1着を作ってみてはいかがでしょうか。

ただし、張り切ってお昼前から訪れてもオープンしていないため注意が必要です。もともとは皮革製品の卸し売りをしていたショッピングビルであるため、営業は買い付け業者の利用に合わせた夜8時から朝5時までとなっています。(※4)ソウル市内には、他にも「梨泰院(イテウォン)」というオーダーメイドの人気スポットもありますが、短期の韓国旅行を満喫したいなら観光施設や他のショップが閉店した後の時間を上手に使って買い物ができる光煕市場がおすすめです。

韓国ブランドから世界的有名ブランドまで!ソウル「南大門」は眼鏡もお得なスポット

さまざまなファッションアイテムを安く手に入れることができる韓国は、実は眼鏡も安く手に入れることができる国です。日本でもお手頃な価格で販売するお店が見られるようになってきてはいますが、韓国ではさらにお得に眼鏡を買うことができます。韓国ブランドから世界的な有名ブランドまで、たくさんの種類のフレームのなかからお気に入りのデザインの眼鏡を選んでお得に購入することができるのです。

眼鏡店はソウル最古の市場「南大門(ナンデムン)」に数多く点在し、特にメインストリートに集中してあります。乱視などではない一般的なレンズの眼鏡であれば早ければ30分ほどで、通常当日中に作ってもらうことができるため、短期の旅行でも利用することが可能となっています。また、日本語が話せるスタッフが対応してくれるお店や、郵送による無料修理を行ってくれるお店がある点も、旅行者が安心して購入できるポイントとなっています。

百貨店から巨大スーパーまで!お土産を買うなら釜山「西面」エリアへ

お土産を買うなら、ブランド食品からバラマキ用のお菓子まで、幅広い価格帯の商品が手に入る釜山の西面(ソミョン)エリアを訪れると良いでしょう。まず、西面駅から直結した便利な場所にあるのが、韓国の老舗デパートとして知られるロッテデパートの釜山本店です。(※5)地下1階には人気のお菓子のほか、試食しながら購入できる海苔やキムチなどがたくさん売られていて、大切な人へのお土産買いにおすすめのスポットとなっています。(※6)日本語が話せるスタッフがいるというのも、安心してショッピングができる魅力的なポイントです。

一方、バラマキ土産を買うのにおすすめのスポットが、韓国のコストコともいわれる大型倉庫型スーパーマーケット「Emart Traders(Eマート・トレイダース)」です。韓国料理の調味料やお菓子、インスタント食品といった食料品や生活雑貨などが幅広く取り揃えられています。年会費などは一切かからずに利用することができるため、旅行者でも安心して利用可能です。

Emart Tradersは韓国国内に複数の店舗が点在していますが、1万913平方メートルの面積を持つ大型店で、旅行者にもアクセスがしやすい場所にあるのが西面店となっています。釜山市民公園(プサンシミンコンウォン)や、燃灯祭りで有名な三光寺(サムグァンサ)といった観光スポットの近隣にあるため、観光のついでに立ち寄るのにも便利な店舗です。(※7)商品の種類が多彩なうえ、大容量で安価に売られているため、家族や友人、職場などへのバラマキ土産を買いたいという人におすすめのスーパーとなっています。

買い物ついでにお腹も満たせる!釜山・二大市場は旅の満足度を高めてくれる場所

釜山市内にはいくつもの市場がありますが、おさえておくべき旅の買い物スポットといえば「国際市場(クッチェシジャン)」と「釜田市場(プジョンシジャン)」です。韓国の大ヒット映画『国際市場で逢いましょう』(2014年製作)のロケ地としても人気の観光地・国際市場は、約7,500坪の敷地に1,200ほどのお店が並ぶ巨大市場です。(※8)(※9)

マッコリの器や長い柄をしたスプーンといった韓国ならではのキッチン用品や、工芸品をモチーフにしたプチプラ雑貨など、自分用にも誰かへのお土産用にも魅力的なお手頃プライスの品物がたくさんあります。買い物で小腹が空いたときには、通りの露店で釜山名物「タンミョンクッス(韓国風ところてんうどん)」やホットケーキのような韓国菓子「ホットク」で韓国の庶民グルメを味わうこともできます。

一方、ロッテデパートから歩いて行くことができる釜田市場は、食品をメインとした市場です。他の市場と比べて売値がリーズナブルな傾向にある点も魅力のポイントとなります。さまざまな食品店があるなかでも、特におすすめなのが市場内にある釜田高麗人参専門市場(プジョンシジャンコリョインサムチョンムンガ)です。約120ものお店が建ち並び、高麗ニンジンや紅参といった健康食品や漢方と出会うことができます。

釜田高麗人参専門市場にあるお店の商品は市場価格となっていて、街中にある一般のショップと比べると2〜3割ほどお得に買うことが可能です。(※10)さらに釜田市場では、韓国食材を楽しめる食堂やキンパなどをテイクアウトできるお店もあるため、気軽に韓国グルメを楽しんで韓国旅行をより満喫することもできます。

ファッション系ならソウル、食品やお土産なら釜山!買い物を上手に楽しもう

韓国の二大都市であるソウルと釜山は、ともに買い物スポットが充実した魅力ある街です。ただし、観光都市としての発展が著しいソウルは、釜山に比べると一般的に物価が高い傾向にあります。一方、国内外から多くの人が訪れるソウルは、釜山に比べると最先端の流行を取り入れた商品が多く取り揃えられている街です。

このため、流行りの洋服やファッション小物を買いたい場合であればソウルへで、食品や伝統工芸を取り入れた雑貨、大量買いするお土産を探しているのであれば釜山へ行くと、お得に効率よく買い物をすることができます。釜山とソウル間は高速新幹線を使用すれば3時間もかからずに移動することが可能です。(※11)2つの都市のいいとこ取りをして、お得に買い物がしたいならソウルと釜山の2つの街を上手に使い分けてショッピングを楽しんでみましょう。

※1.【海外旅行の検索・比較サイト エイビーロード】韓国旅行・観光徹底ガイド
※2.【光熙市場】ショッピング案内6階
※3【経済産業省】平成27年度皮革産業振興対策調査等皮革製品における各種皮革素材の普及状況調査報告書
※4.【光熙市場】Q&A
※5.【LOTTE PR Hall】釜山本店百貨店現況
※6.【LOTTE PR Hall】釜山本店フロアガイド
※7.【EMART TRADERS】店舗検索 西面店
※8.【映画.com】国際市場で逢いましょう
※9.【KONEST】国際市場
※10.【Dynamic BUSAN】主な観光名所とコース西面
※11.【KONEST】KTX時刻表(予約可能列車限定)

ライタープロフィール
samon【Samon】
某都銀の外国為替業務、出版社の秘書職を経て、結婚後は都内事務所で法律事務や弁護士兼弁理士の秘書業務に従事。2015年退所後は主婦をしながらライター業を行っている。
得意分野は20カ国以上の旅経験を持つ旅行系と、10年活動した障がい児ボランティアや家族の介護経験を活かした福祉系。本好きが高じて始めた書評、保護犬飼育や海外の保護施設訪問で関心を強めているペット関連、美容系コラムの執筆にも取り組んでいる。
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