日本を離れて異文化を体験!ホームステイのすすめ

2016年8月4日

趣味が海外旅行という方は多いですが、海外で生活をするひとつの手段に「ホームステイ」があります。ホームステイとは、留学生や社会人が自分の住んでる国以外の国へ行き、そこに住む一般家庭の方々の所へ住まわせてもらい共同生活体験をする制度のことをいいます。ホームステイ希望者を招き入れる家庭をホスト、家族をホストファミリーといいます。ホームステイはホストファミリーの方々と共同生活をしながら、現地の生活のしきたりなどを実際に体験して現地の国の文化を覚えていきます。では、ホームステイとは具体的に現地でどのようなことをしていくのでしょうか。

ホームステイってどうやってするの?

ホームステイ希望者は、まず語学学校、およびホームステイ専門の業者に手配のお願いをします。どちらも海外のたくさんのホームステイ先と提携をしているので好きな行き先を選べます。希望者はホームステイしたい国、滞在期間、費用などの希望を伝え、ホームステイ先を決定します。種類はホストと共同生活をする一般ホームステイ、親子で行く親子ホームステイ、現地の教師に語学などを学ぶ教師宅ホームステイ、60歳以上のシニアホームステイがあります。

ホストの習慣に合わせることがルール!

ホームステイでは、決められた期間ホストファミリーと共同生活をします。ファミリーと一緒に朝、昼、夜の3食をいただき、実生活の雑務を一緒に行います。ホームステイ期間中は、そのファミリーの一員ですから、そのファミリーの習慣に合わせなくてはいけません。そして言うまでもなく現地ではすべて現地の言語で会話しなくていけません。ホームステイ先にもよりますが、休日になったら色々な所へ連れて行ってくれるファミリーもいます。ホームステイ先の多くは都市から離れた田舎ですから、現地の山や川などの大自然をホストファミリーと共に満喫することができます。

自然に語学力がメキメキとあがる!

ホームステイのメリットは、まず現地の言語の語学力がアップするということです。通常の旅行ツアーでは日本人、あるいは日本語が話せる現地の観光業者などがついています。業者の指示にしたがって観光名所など回るだけなので、現地の言葉が話せなくても現地で何か困ったことがあれば業者に相談すれば良いということもあり、特に現地の言葉を話せなくても困ることはありません。しかし、ホームステイの場合は日本語なしで普段の生活を送らなくてはならない、そして観光業者のように頼れる人もいないので、普段の生活は現地の言葉のみで交流しなくてはなりません。ですから必然的に語学力が上がります。そして旅行ツアーのように観光名所を見てホテルで寝るという日程を消化するのではなく、一般の生活の中で日々の生活を送るので、現地の生活習慣や文化を実体験で感じることができます。よってホームステイは語学力をあげたい、日本以外の異文化を知りたい、海外の人々と交流したい、という積極的にいろいろな体験をしてみたいという方に向いています。

まとめ

ホームステイは数週間〜1カ月という長い期間で滞在します。通常の観光ツアーとは違い、異国での今まで体験したことのない生活は、単に現地の語学力が上がる、現地の庶民的な生活習慣・文化を知るだけではなく、人間的にも大きく成長することができます。そしてホストファミリーとの共同生活は、日本と違う異文化を体験するだけではなく、もうひとつの家族を作る貴重な体験でもあり、ホームステイ最終日には別れを惜しんで涙を流す方もいます。ホームステイ後にはホストファミリーと手紙やインターネットを通じて交流を続ける方も少なくありません。新しい人生の体験ができるホームステイ、あなたも経験してみてはいかがでしょうか。

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