目指せツルスベ肌!女性向け美容脱毛器のメリット・デメリット

2018年1月31日

ムダ毛の悩みは女性にとってとてもデリケート。さまざまなムダ毛ケアがありますが、家で手軽に脱毛ができる脱毛器を使うのも一つの方法です。脱毛器とは具体的にどのようなものなのか、メリット・デメリットを含めて徹底的に解説します。

家庭用脱毛器って?

美容に関心のある人なら一度は耳にしたことのある脱毛器。家電量販店や通販などで購入することができ、その値段は3~7万円ほどです。敏感肌でカミソリや除毛クリームを使うと肌が荒れてしまうけど、エステやクリニックの脱毛は高いからためらってしまう、そんな人にはおすすめの脱毛方法といえます。

脱毛器のタイプは大きく分けて2つあり、まず1つ目がレーザータイプ。クリニックで使われるレーザーの出力を落とし、医療関係者でない人にも使えるようにしたもので、家庭用の脱毛器の中では最も古くからあるタイプです。出力によっては痛みを感じることもありますが、レーザーが毛根組織を破壊するため根本的なムダ毛ケアが可能です。

2つ目は光タイプ。IPLというライトを使用して毛根に働きかけ、発毛速度を落とします。エステサロンで行われる脱毛と原理は同じですが、やはり家庭用なので出力は低め。レーザーに比べると使用回数は多くなってしまいますが、一度に広範囲の脱毛が可能な点や痛みが少ないことがメリットです。

脱毛器を使うメリット

家庭用の脱毛器を使うメリットはなんと言ってもその手軽さ。エステティシャンや看護師に肌を見せる必要がなく、好きな時に家で脱毛ができます。仕事や家事で忙しい人にはまさにピッタリ。脱毛サロンの予約がなかなか取れない、そんなよくある悩みとも勿論無縁です。顔はもちろん、デリケートゾーンなどを含めた全身に使うことができるのでムダ毛ケア初心者にもおすすめ。

また、スキンケア機能がついた脱毛器も販売されています。カートリッジを美顔用のものに変えて照射することでフォトフェイシャルと同じ効果が得られ、気になる毛穴やほうれい線のケアも可能。美容への関心が高い女性にとってはまさに一石二鳥です。もちろん男性の髭にも使用可能です。家族で共有することができるのも嬉しいポイント。脱毛サロンやクリニックに通うことに比べるとコスパも良く、除毛クリームやカミソリの替え刃を買い続けるよりもお得でしょう。このように、家計にも優しいのが脱毛器を使うメリットです。

脱毛器を使うデメリット

脱毛サロンやクリニックに比べるとどうしても出力が低いため、効果が出るまでに回数が必要になってきます。およそ週に1回から2週間に1回の使用が目安とされていますが、効果を実感するまで根気よく使用しなければいけません。また、毛は「休止期」「成長前期」「成長後期」「退行期」と4つの段階を踏んで生え変わりを繰り返しています。(※1)

脱毛器のレーザーや光は「成長期」にある毛にしか反応しないため、脱毛においては毛周期を把握し適切なタイミング照射することが重要です。脱毛サロンではプロが照射の周期や出力を決めてくれますが、脱毛器を使う上では全てが自己判断。

そのためなかなか効果が出ずにもどかしい思いをしてしまう可能性も否定できませんし、肌トラブルが起きてしまった時も自分で対応しなくてはいけないので注意が必要です。脱毛器に付いているカートリッジは消耗品なので適宜交換する必要がありますし、長く使うためには機械の定期的なメンテナンスを怠ってはいけません。満足のいく脱毛効果を得るまでに手間と時間がかかってしまうのはデメリットといえます。

部位によっても向き・不向きがある

顔を含めた全身に使うことができる脱毛器ですが、背中やうなじなどの手が届きにくい場所やVIOなどの複雑な部位にはあまり向いていません。照射にムラができてしまったり、赤みが出ているのに気付きにくいことから肌トラブルの原因にもなってしまいます。

全身の脱毛を目指すなら脇や腕、脚、指、顔などの比較的フラットで照射しやすい部位にのみ脱毛器を使用し、手が届きにくい場所には脱毛サロンを含む他の脱毛方法を併用することも一つの有効な手段と言えるでしょう。また、黒い色素に反応するという機械の特性上、元から色黒の人や極端に日焼けした肌にもあまり向いていません。家庭用の脱毛器では出力不足になってしまう可能性があるので、肌の状態とよく向き合ってから購入を検討しましょう。

脱毛器を上手に活用してムダ毛ケアをしよう

手軽にムダ毛ケアができる脱毛器はその特徴やメリット、デメリットをしっかりと把握することが大切です。正しい使用方法を守ることで肌への負担も少なく、効果的に脱毛することができます。脱毛サロンやクリニックのような即効性はありませんが、自分のペースで脱毛したいなら脱毛器の使用がおすすめです。

また、コスパ重視派や家族と共有したい人にとっても最適な脱毛方法と言えるでしょう。ムダ毛がコンプレックスとなって、露出が多い服や水着を着るのをためらってしまう女性は少なくありません。自分に合った脱毛方法を見付けてムダ毛をケアし、ツルツルのお肌で思う存分お洒落を楽しみましょう。

▼参考URL
※1.【ビューティスキンクリニック】毛周期と脱毛の必須知識 あなたの施術が2ヶ月おきのワケ

ライタープロフィール
Yoshida-Ito
【Yoshida Ito】
元バンドマンという経歴を持つアラサー女子。
9年間のバンド活動を終了した後は一般企業にて勤務、現在はフリーライターとして活動している。音楽や美容、ペット関連のコラムなどを多数執筆。某夢の国が好きで、過去には年間パスポートを所持・自ら勤務した経験も。趣味はカメラ・ライブ鑑賞・激辛グルメ巡り。
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