広がる選択肢!塾の選び方

2016年6月10日
広がる選択肢!塾の選び方

少子高齢化に伴い、一人の子供にかけるお金が増え、最近は塾や習い事ブームが続いています。そうしたニーズに応えるため、あらゆる種類の施設が誕生しているのも事実。多くの子供が通うのが、学習塾です。高校受験や大学受験を迎える中で、学習塾の存在は非常に大きいもの。今回はそんな塾の基本的な選び方を紹介します。

進学塾?総合塾?まずは通う理由を決めよう!

塾には大きく分けて三種類の分類があります。一つ目が「進学塾」。その名のとおり、進学の為に通う塾です。高校受験や大学受験を考えている生徒が多く通います。二つ目が「補習塾」。これは学校の授業をサポートする塾です。一般的に進学塾が受験を見据えたハードな授業を行うのに対して、補習塾は学校の授業で追いつけない生徒が通う場合が多く、ソフトな授業が行われます。もう一つが「総合塾」。これは進学塾と補習塾のちょうど中間を取った形です。このように三つの分類があるので、通う理由や目的によって選びましょう。

個別?集団?合っている授業スタイルを選ぼう!

塾の種類が決まったら、次は授業スタイルを選択しましょう。授業スタイルにも大きく分けると三種類あります。一つ目が「個別」。これは近年流行している授業スタイルで、生徒一人一人に合わせて授業を進めるタイプです。先生は同時に多くの生徒を見られないので、最大でも1対2になることが多いです。大手の受験塾が採用していることが多く、授業料は高くなる傾向にあります。二つ目が「少人数」。これには更に二種類あって、前述の個別スタイルで各自がそれぞれ自分の勉強をしながら数人規模で先生が見ているタイプと、数人が同じ授業を進めていくタイプです。小学生向けの学習教室でよく見られるスタイルです。三つ目が「集団」。文字通り、集団に対して一斉に授業が行われます。学校と同じような形式です。昔の塾のほとんどがこのスタイルで、今でも大手の塾などでは採用されています。それぞれ一長一短あるため、生徒の性格や適した勉強方法に合わせて選択しましょう。

他にも色んな要素で検討しよう!

他にも塾選びで重要な要素があります。一つは通塾。あまり家や学校から遠いと、毎回通うたびに疲れてしまいます。親にとっては子供が塾に行きたがらなくなることは避けたいので、こうした要素も考慮する必要があります。また先生との相性も大きなところ。こうした点は実際に無料体験などを通して、親も実感してみると良いかもしれません。あとは塾の規模。一概に大手の塾が良いか個人経営の塾が良いか言えませんが、やはりその塾が何を推しているか、そしてその塾と自分のニーズがマッチしているかを見極める必要があります。

このように、「塾」と一言でいっても、あらゆる種類があるのです。自分の将来を決める受験にも関わってくるので、じっくり検討することをおすすめします。塾選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

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