楽しみながらおこづかいがもらえる「モニター」の魅力

2016年7月11日

手軽なおこづかい稼ぎとして人気があるのがモニターです。モニターといっても大きく分けて官公庁などの公的なものと、民間企業が行うものがあります。公的なものは、平日の昼間に会議に出ることが採用条件であることが多く、提出文も「行政について」などの難しいテーマで求められることがほとんどです。一方、民間のモニターも覆面調査などは探偵気分で楽しめますが、細かいマニュアルにそった調査や長文の作文で思ったよりも時間を取られます。今回は拘束時間も少なく謝礼も高めの放送モニターについてご紹介します。

放送モニターってどんな活動をするの?

モニターを通じてさまざまな企業の内情を、わずかですが垣間見ることができます。全国各地の公的な機関や民間企業のモニターではどんなことが行われているのでしょうか。民間の場合は最初の顔合わせの時に内部を見学させてもらったり、工場があればできたてをごちそうになったりという機会もあります。ちょっとした大人の社会科見学気分を味わえるのが魅力です。食品系のモニターならば実際に商品を送ってもらい、食べてみての感想をまとめるのが主な仕事です。ただ「おいしかった」などではなく、パッケージやレシピの提案、価格が適正かなど企業が参考にできる意見が求められます。こうした企業系の多くで謝礼額は金額としてはわずかです。商品がお礼代わりという場合も多々あります。

時間や場所に縛られないのが放送モニター

謝礼という点でもやりがいでも満足度が高いのは「放送モニター」です。年度末などにテレビのコマーシャルで募集しているのを見たことがありませんか。あれです。テレビを見ることができるエリア内の住民ならば誰でも応募資格があります。放送局から指定された番組を、指定された形式で期間内にまとめるだけです。録画することが推奨されているので、リアルタイムでテレビの前に座っている必要もありません。平日は忙しい学生や会社員でも、時間があるときに番組を見て感じたままを書けばいいだけです。感想だけではなく、ある程度は番組の構成や表現方法などについても建設的な意見は必要ですが、好きなことを言って謝礼までいただけるなんてうれしいですよね。

謝礼はどのくらいもらえる?

気になる謝礼ですが、1番組あたり1,000円というのが相場です。放送局によってばらつきはありますが、毎月の指定番組は10番組前後が多くなっています。1局だけだと1万円になるかならならいかというくらいですね。原稿についても方式には差があります。昔ながらに紙の用紙に手書きで、封筒に切手を貼り郵送するところもあります。最近ではメール添付での送信しか受け付けないという方が多数派です。公共放送の場合は完全にシステム化されていて、ネット環境がない人では応募すらできません。ですが、マニュアルがしっかりしていてわかりやすくなっています。指定の本数も多いため謝礼も月に1万5,000円程度にはなります。
お金も魅力のうちですが、一番やりがいを感じるのは自分の意見が番組に反映されることでしょう。指定番組でわかりにくい部分を指摘すると、次の回でテロップが追加されているなんてこともあります。一視聴者の意見でわずかでも番組が改善されるならば、お金以上の喜びを感じられそうです。また、自分では見ないジャンルの番組を指定されることで興味の幅が広がることもあり視野が広がるきっかけになることも。

まとめ

手軽にお小遣い稼ぎ感覚で挑戦できるのがモニターです。ですが平日に会議に出席するなど時間や場所が指定されているものは、学生や勤め人にはハードルが高いものとなってしまいます。好きな時にどこででもできるのが放送モニターです。謝礼も高めで番組を見て感想をまとめるだけなので、人気のモニターとなっています。時には自分の意見が番組を変えることもあるのでやりがいも十分!全国各地の放送局で毎年行われているのでチャンスも一度だけではありません。ここだけの話、年齢や性別が偏らないように選ばれるので、応募の少ない若者や男性は合格しやすいかもしれませんよ。

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