鉄道の旅にロマンを感じる人は多いことでしょう。短い映像でありながらも知名度が高い「世界の車窓から」という番組から鉄道の旅に興味を持ち始めた人もいるかもしれません。日本には数種類の鉄道があり、鈍行にも新幹線にも、それぞれの楽しみ方があります。思い立ったら鉄道に乗って、素敵な風景に出会う旅をしてみましょう。
駅弁は日本独自の文化？
鉄道の旅に欠かせないのが駅弁の存在です。世界のどの駅にもお弁当やスナックなどが売られていますが、日本の駅弁ほどこだわりを持って作られたものはないと言えます。例えば鉄道大国のドイツでは、駅構内で販売されている食べ物は街中にあるパン屋がそのまま移転したようなものなので、食べ物が旅の思い出を作ってくれるといった要素はありません。しかも日本の駅弁はその地域ごとに特色がガラリと変わる特徴があり、選べる種類も豊富です。そのような文化を持つ国は他に例がないと言えるでしょう。
日本で鉄道の旅をお得にする方法
日本は世界に誇る新幹線を生み出した国でもあり、未だに海外の人にとっては「サムライ」「ゲイシャ」と並び「シンカンセン」は日本のシンボルとなっているようです。新幹線は輸出もされている日本の宝ですが、その新幹線に安く乗る方法があります。外国人とその配偶者や、海外居住者に対してはジャパンレールパスと呼ばれる、一部を除くほとんどの在来線や新幹線を決まった日にちだけ乗り放題で移動できるお得な鉄道パスがあります。日本国内に居住する人は利用できない制度ですが、海外からゲストが来る際にはぜひジャパンレールパスの存在を教えてあげましょう。外国の人が憧れの新幹線に安く乗れることは、日本のファンを増やすきっかけにもなることでしょう。
日本人にもお得な切符がある
ご存知のように「青春18きっぷ」は、指定された期間1日電車が乗り放題になるというお得な切符です。鈍行のみに限られるという但し書きが付いていますが、頑張れば1日で3つも4つも県をまたぐことが可能になります。またJRでは、飛行機と同じく早割を提供していることも多々あります。特にインターネットを使っての予約では、乗車の1ヶ月ほど前から券を購入すると通常より安くチケットが手に入るというサービスがあり、旅行日程が既に決まっている人はネット予約をすることでお得に旅を楽しめます。
まとめ
鉄道には人を魅了する力がありますが、それ以外のものも鉄道の旅に花を添えてくれます。お得なチケットでご当地の駅弁を食べながら移動する旅は、きっと思い出深いものになることでしょう。
