賢く楽しくヨーロッパを縦横無尽に旅行しよう!

2016年8月4日

連休が取れたら海外旅行へ行きたいという人も多いのではないでしょうか。海外の選択肢にはさまざまなエリアがありますが、中でもヨーロッパは魅力的な旅行先のひとつです。ヨーロッパと言ってもおよそ50の国と地域があり、エリアごとに文化や政治が大きく異なります。ヨーロッパをいろいろな方向から見たいなら、一国に留まらず、各地に足を運んでみましょう。

鉄道を使おう

ヨーロッパの多くは地続きとなっているので、鉄道を使っての旅は広く一般的です。観光客にお得な鉄道パスである「ユーレルパス」の「グローバルパス」を使えば、格安にヨーロッパ各国の町並みを見られるでしょう。
グローバルパスには12〜25歳までの「ユースパス」と、26歳以上の「大人パス」、大人と小児1名が含まれる「ファミリーパス」の3種類があります。いずれのパスも、1カ月の有効期限の間の都合の良い数日間いつでも鉄道に乗れるものと、数週間あるいは数カ月間連続した日に有効なものに分かれます。数日の旅行であれば前者、学生などが夏休みを利用した長期の旅行の場合には後者を選ぶと良いでしょう。
また、訪問国は制限されますが、「セレクトパス」を使えば、よりお得に行きたい国へ訪れられます。セレクトパスは2〜4カ国まであり、フランスードイツーイタリアースイスなど、隣り合う国への訪問がセットになっています。

事前の予約で格安航空もお得

ヨーロッパには数多くの格安航空会社があり、旅行予定日の数カ月前から予約をすれば、低価格で利用することが可能です。格安航空会社を利用できる空港は、たいていの場合その年のメイン空港ではないケースがあり、飛行場までの移動が手間となることもありますが、飛行機を使えば短時間で遠方へと足を運べます。また、島国や離島への観光も、格安航空券を利用したくなるケースと言えます。飛行機の座席を窓際に取れば、ヨーロッパ各地を上から楽しむこともできます。

格安旅行のもうひとつの手段、長距離バス

人々の暮らしを見ながら旅をしたい人にお薦めなのが長距離バスです。移動には高速道路なども利用しますが町中を走る場合も多いので、その地域の文化を間近で見ることが可能です。長距離バスはたいていの場合その町のメインステーション近くにあるので、鉄道と併用すると利便性がより高まります。国際長距離バス会社のeurolineを例にとれば、30カ国以上に路線網があり、15日間および30日間のお得な乗り放題パスがあります。

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