テンションアップ!中南米の踊りを満喫できる魅力的なお祭り3選

2016年8月4日

世界では年間を通してさまざまなイベントが開催されています。とても明るい気質の国民性と独特な文化を持つ中南米では、中南米の各地の魅力を感じさせるような伝統的なお祭りが数多く開催されています。そこで今回は中南米で開催されている、踊りが楽しめるおすすめのお祭りを3つご紹介します。

世界中で知られるテンションアゲアゲの祭り!過激で美しい「リオのカーニバル」!

全長700メートルほどの会場をサンバのリズムに合わせて4,000人にも及ぶダンサーたちが踊り歩く「リオのカーニバル」は、ブラジルのリオデジャネイロで毎年2月に行われている世界的にも有名なお祭りです。このお祭りは、毎年1年間の練習の成果を発揮するダンサーたちにとっての壮大なコンテストです。ダンサーたちの露出度が高い過激な衣装や煌びやかな踊り、巨大な山車、お祭りを観ようと世界中から訪れる観光客で会場は毎回たいへんな熱気に包まれます。カーニバル期間中は夜中まで地元の人たちや観光客が盛り上がりを見せているため、一日中満喫することが可能です。
お祭りを満喫するためにはチケットを入手して座席の手配が必要となります。一部指定席を含んだ自由席が大半の普通観覧席はお値段がお手頃で座席数も多く盛り上がりを見せる席です。ほかにも席取りの心配がない完全指定席や、テーブル付のボックスシート、ソファのあるスペシャルボックスシート、自由に観覧できる特別広場もありますよ。

仮面をつけた男たちが練り歩く!ボリビアの伝統的なお祭り「グラン・ポデール」

ボリビアの中心都市ラパスでは、毎年6月に伝統的お祭り「グラン・ポデール」が行われています。「キリストの偉大な力」という意味の名を持つこのお祭りは、カトリック信仰に基づき開催されていて、町のメイン通りで仮面をつけた男性や華やかな衣装を身にまとった女性たちなどが踊ったり、音楽を演奏したりしながら練り歩きます。踊りや音楽はもちろん、このお祭りの魅力はさまざまな伝統的衣装を目で楽しむこともできるという点です。ぜひ、ボリビアを訪れた際には、この目と耳と体で楽しめるお祭りを体感してきてくださいね。

各地の特産品もゲットできる!?メキシコの豊作祭り「ゲラゲッツァ」

毎年7月にメキシコのオアハカ州で開催される「ゲラゲッツァ」は、周辺地域の村のダンサーたちがそれぞれの村の伝統衣装で装って各村の伝統的な踊りを披露するお祭りです。「助け合い」の意味をもつ名がついたこのお祭りは、トウモロコシの豊作を祈願するためのイベントとして始まりましたが、現在ではメキシコで一番のダンスイベントとして人気を集めています。オアハカ州を含む周辺地域は先住民文化が根強く残る地域でもあります。個性が見られるそれぞれの村の民族衣装やダンスはもちろん、各ダンス終了後にダンサーたちが観客席に向かって投げる村の特産品を獲得できるチャンスもある魅力的なお祭りです。特産品をお土産として手に入れたいという人は、事前にステージ近くの有料シートを予約しておくと良いでしょう。

中南米はダンスが魅力!伝統と文化に触れて旅をさらに素敵なものに

お祭りは見ているだけでもワクワクと気持ちが高ぶってしまうものです。そこに陽気な音楽と華麗なダンスが加われば思わずテンションもぐっとアップすることでしょう。その地域の伝統や文化が見られる異国の地のお祭りに触れ、参加して、楽しい旅をさらに満喫してみてはいかがでしょうか。

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