冬こそ行きたい!?オセアニア旅行

2016年8月4日

世界6大州の1つ、オセアニア。南半球の太平洋上の島々、大陸を含む地域を指し、オーストラリアの先住民族アボリジニの文化やハワイ・ニュージーランドのポリネシア文化など、独特な文化圏を形成しています。世界自然遺産に登録されている国立公園や海洋地域が多く、豊かな自然に囲まれてのんびり過ごせる旅行先として人気です。南半球にあり日本とは季節が逆ですので、さむ~い冬に日本を抜け出して南国でバカンス!に憧れている人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、オセアニアの中でも人気の観光地をご紹介します。

オセアニア州最大!オーストラリア

オセアニア州の陸地面積のうち実に86%を占めるオーストラリア大陸は比較的治安が良く、日本人に人気の旅行先の1つです。その広い領地の中に様々な“顔”を持っているので、旅の目的に合わせて行き先を選べます。シドニーへ行けば世界遺産に登録されているオペラハウスの独特な景観を楽しむことができますし、メルボルンへ行けば帝国主義時代の象徴的な建物である王立展示館を見ることもできます。一方、都市から離れればグレート・バリア・リーフやウルル・カタ・ジュダ国立公園のエアーズ・ロックなど雄大な自然を眼前にするという楽しみもあります。広大なオーストラリア大陸の魅力を余すところなく享受したいという人は「ラウンド」もおすすめです。ラウンドとはオーストラリア大陸一周のことで、バックパッカーやユースホステルを使って街から街へと移動していく旅のスタイルです。長期休みが取れるという人は是非検討してみてください。

南国の海を楽しみたいなら!キリバス共和国

キリバス共和国は33の環礁からなる国であり、世界で最も早く日付が変わる国として有名です。首都のあるタラワ島でも整備された道路は1本しかなく、島には“キリバスタイム”とも言えるのんびりとした時間が流れています。目を引くようなランドマークはありませんが、目の前に広がる海の美しさに息を呑む人は多いはずです。マリンスポーツやアクティビティも盛んですので、マイペースに南国の美しい海を楽しみたいという人にオススメですね。しかし、キリバス環礁の多くは海抜が低く、近年の海面上昇で多くの島々が水没の危機にあります。キリバスの自然を享受できるうちに、是非足を運んでみてください。

南国なのにフランス気分?!ニューカレドニア

「天国に一番近い島」と称されるニューカレドニアはオーストラリアの東方にあり、珊瑚の美しさで知られる国です。その玄関口であるニューカレドニア最大の都市ヌメアには遠くヨーロッパのフランスのような雰囲気が漂っています。19世紀にナポレオンによって占領され、長らくフランスの統治下にあったことから街のあちこちにフランス文化が残されているのです。街にはコロニアル調の建造物や教会があり、食文化もフランス流ですので南国にいながらヨーロッパのオシャレな雰囲気を味わうことができます。もちろん南国ならではの海の美しさも楽しめますので、一石二鳥の観光地といえますね。

まとめ

オセアニアへの旅行は気温が高くなる12~3月ごろがオススメです。冬休みや春休みの予定に迷ったら、ぜひオセアニアの魅力溢れる島々のことを思い出してみてくださいね。

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

Top