リフォームで家の寿命を伸ばそう

2016年8月4日

家は建てたらそこで終わりではなく、日々劣化する建物を定期的にメンテナンスしなければならないものです。そのメンテナンスはリフォームと呼ばれますが、適切なリフォームを行うことで、家の寿命をはるかに伸ばすことが可能になります。もしもお住いの家の外壁にヒビが入っていたり、壁紙がカビで黒ずんでいたりするなら、早急にリフォームをしなければならない可能性があります。

リフォームのサインを見逃すな!

リフォームはその家の状態によって行うべきかどうかが決まるので、必ずしも建築されてから決まった年数ごとに行わなければならないというものではありません。リフォームをすべき時は家がきちんとサインを出して教えてくれるので、マイホームを毎日よく観察することが大切です。
家が出すリフォームのサインとしては、壁のヒビ、外壁の塗装剥がれ、チョーキング現象などが分かりやすいものと言えます。ヒビは放っておくと水が外から中へ進入して家をじわじわと破壊していくだけではなく、耐震強度に問題があることを示すサインでもあります。ヒビを見つけたら補修するだけではなく、耐震診断を行って家の耐震強度を測る必要があるでしょう。もしも強度不足であれば、耐震リフォームについて相談してみましょう。
外壁の塗装が剥げたりチョーキング現象が起こったりしている場合は、外壁の塗り直しをするべきでしょう。外壁塗装は美観を保つ以外にも、紫外線や雨から建物の表面を守る大切な役割を果たしています。塗装が剥がれた状態の家は裸で外に立たされているようなものなので、建物を激しく傷めてしまうことに繋がります。

悪徳リフォーム業者を見分ける目を

詐欺師というのは人の弱みに付け込んで不安にさせ、ターゲットを正常な思考ができない状態にして契約させるという方法を取ってきます。訪問リフォーム業者の戦略は、家に直接訪ねてきて建物の診断を始め、今すぐ直さないと家が潰れるなどと言って家主を不安にさせます。訪問してくるリフォーム業者が「この家は大丈夫」と言うケースは殆ど無いと言われており、信用してはいけません。もしもリフォームをすべきかどうか思い悩んだら、信頼出来るリフォーム会社に相談して診断してもらうようにしましょう。また、家族に相談するなどして、1人で決めたり契約書にサインをしたりしてはいけません。見積りを数社から取るようにして、常に比較検討してから依頼する業者を選ぶことが大切です。

まとめ

リフォームは家を守る大切なメンテナンスです。リフォーム代をケチることで後々費用が高く付くこともあるので、より長く住むためにも早い段階で悪いところは直しておきましょう。

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