補助金を使ってお得にリフォーム!!適用される条件は?

2018年1月24日

リフォームは一回で多額のお金が必要なので家計には痛い出費ですよね。ですが、リフォームには国や地方自治体から補助金が出るので、適用されるように行えば費用を最小限に抑えることが出来ます!ここではリフォームに関連した補助金の種類を紹介します。

家をエコ仕様にして補助金をゲット!

国では住宅ストック循環支援事業という事業を行っており、この事業の一環としてリフォームをすると補助金が下りる仕組みとなっています。ですが、補助金を受け取るには条件があり、しっかりこの制度を理解しないとちょっとした手続きのミスで補助金を受け取ることが出来なくなってしまうので注意が必要です。

まず、この事業で取り扱っている補助金の種類はエコリフォームに対するものとなっています。エコリフォームの中でも適用されるのは、一定量の断熱材を使用した断熱改修もしくは、太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯機、節湯水栓のうちどれか3つ以上を設置する工事のみです。それ以外にも、予算成立日に業者との契約を締結していることや、住宅リフォーム事業者として事務局に登録されている業者を利用すること、耐震構造となっていることが条件となっています。

それに加えて、毎年この制度を利用することが出来ますが、利用するうえで必要な手続きの受付期間も定められているので、期日に間に合うように申し込まなければいけません。受け取ることの出来る補助金の額に関しては、工事の内容によって異なっており、先ほど紹介したリフォームを行っていれば、バリアフリー改修や木造住宅の場合は劣化対策工事などに対しても補助金が下ります。

バリアフリーにも国から補助金が!

先ほどエコリフォームと一緒にバリアフリー改修を行えば補助金を受け取ることが出来ると紹介しましたが、それ以外にもバリアフリー改修に関連した補助金は多数存在しています。まず、国の介護保険制度においてバリアフリーに対する補助金が存在しており、こちらでは最大18万円を受け取ることが出来ます。条件は要介護1~5の高齢者が家にいる家庭であり、バリアフリー化にかかった費用20万円までに対して9割を国が負担してくれる制度です。

こちらもエコリフォーム同様、補助金が下りる工事内容が決められており、手すりの取り付けや家の中の段差の解消などに適用されます。この補助金を利用することを希望する場合は「本人名義の領収書」「工事費用内訳書」「改修前・後の写真を添付した改修完了確認書」の3種類の書類を近くの役所の介護保険課に提出しましょう。

また、バリアフリー化に関しては国だけでなく、各都道府県の地方自治体にも補助金が存在しています。こちらに関しては地方自治体によって内容が異なるので、自分が住んでいる地域の補助金をチェックしてみましょう。

耐震補強でもOK!

リフォームの際の補助金は家の耐震補強をする際にも適用されます。こちらに関しては、耐震基準が改正される前に建てられた住宅で耐震補強をしていない住宅が多いことから出来た補助金制度であり、家の基礎や壁の補強、屋根の軽量化などが補助金が下りる工事となっています。

耐震補強の際の補助金は国ではなく各地方自治体が対応しており、地域によって補助金の割合は異なりますが、費用の大体10%程度の金額を負担してくれることが多いです。ちなみに一般的に耐震補強の際に必要な費用は100万円から150万円程度といわれているので、下りる補助金の額は10万円から15万円程度と考えて良いでしょう。

特に耐震補強をする必要のある住宅が1981年以前に建てられた家です。耐震基準はさまざまな災害で倒壊した家が多数あったことから1981年と2000年に改正されています。そのため、1981年以前に建てられた住宅は2つ前の耐震基準を基に建てられた物件であり、現在の耐震基準は昔よりもかなり厳しくなっているので、再度災害があると倒壊してしまう可能性もあり、現在の耐震基準を基に東海市内かどうか調べる必要があるといえるでしょう。

リフォーム減税を使ってさらにお得に!

リフォームには補助金だけでなく減税制度も存在します。先ほど紹介した3種類のリフォームに加えて、同居対応型住宅へのリフォームも減税の対象となっているので、損をしないようにしっかり申告することで得をしましょう。

ちなみに減税の割合や内容に関しては、リフォームの内容によって異なります。所得税控除や年末ローン控除、固定資産税の減額などさまざまな内容のものがあるので、相続を考えているのであれば固定資産税の減額を選んだり、自分の収入や状況にあった減税を行いましょう。

リフォームの際の減税額に関しては大体20万円から25万円程度であることが多いです。しかし、住宅ローン減税を選択した場合、最大400万円の減税が可能となっており、家のローンが残っているのであれば住宅ローン減税を選択したほうが圧倒的にお得と言えるでしょう。

補助金・リフォームで得をすべし!

このようにリフォームには様々な補助金・減税制度が存在します。どれも十万円単位での費用の節約が可能となっているので、知っているのと知らないのとでは費用に大きく差が出て損をしてしまうので、制度に関して勉強してお得なリフォームをしましょう!

▼参考サイト
※1.【住宅ストック循環支援事業補助金】住宅ストック循環支援事業補助金とは
※2.【リフォーム会社紹介サイトホームプロ】介護とバリアフリーリフォーム、補助金について
※3.【リフォーム会社紹介サイトホームプロ】住宅の耐震補強工事をしたい!リフォームの内容や費用を教えて!

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