がん保険が多くて迷ってしまう?選び方のポイントを紹介

2016年8月15日

がんは日本人がかかりやすい大病の代表です。将来のために、がん保険に入ろうと考えている人も多いでしょう。世の中には非常に多くのがん保険があります。その中からどれを選べば良いのか、分からない人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、がん保険を選ぶ際のポイントについて紹介します。

どちらを重視?入院給付金と通院給付金

以前はがん保険の中心となるのは入院給付金でした。がんになると、必ずといって良いほど入院するケースが多かったからです。しかし今では医療技術の発達により、通院治療で済むことも多くなりました。かつては大がかりだった放射線治療や抗がん剤の投与が容易になったので、日帰りの治療が可能になったのです。また、体に与える負担が減り、回復のための入院が不要になったことも理由の一つです。
通院治療で済む場合は、入院給付金が手厚いがん保険に入っていても、あまり恩恵を受けられません。そのため今では、通院給付金が手厚いがん保険を選ぶ人が増えています。普段から健康診断を受けている人は、通院給付金を重視すると良いでしょう。早期発見を期待できるため、通院治療で治ることを期待できるからです。
逆に健康診断を受けていなかったり、回復力が低かったりする人は、入院することになる可能性も低くありません。その場合は、入院給付金が多いものを選ぶと良いでしょう。

診断給付金は重要!

がんの治療技術は日々進歩しており、それに伴って人気のあるがん保険のタイプも変わっていきます。通院給付金が手厚いタイプが増えてきたのはそのためです。しかし治療技術がどれだけ進歩しても、がん保険の中で変わらず重視すべきポイントもあります。それは診断給付金です。
診断給付金はがんと診断されたときに受けられる保障です。その後の治療方法に関わらず支給されます。実際にがんになって病状を診てみないと、どのような治療を行うのかは分かりません。大がかりな治療が必要になったり、予想以上に治療期間が長引いたりすることもありえます。そのため治療費が非常に高額になる可能性も考えておいた方が良いでしょう。どのような治療を行うことになっても受け取れる診断給付金は、非常に重要であるといえます。

まとめ

がん保険は今回紹介した給付金の他にも、保障が付いていたり特約を付帯できたりするものが多いです。たとえば、がん先進医療特約を付帯させておくと、健康保険が適用されない先進医療を受ける場合に役立ちます。がん保険を選ぶときは今回紹介した給付金をチェックしつつ、他の保障や特約についても考慮するようにしましょう。

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