自宅の災害対策はこれでバッチリ!マイホームを購入する際に加入する火災保険、地震保険

2016年8月15日

マイホームの購入は多くの人が持っている一つの夢です。長年頑張ってきて、マイホームを手にした瞬間の喜びはさぞ大きいことでしょう。しかし購入したマイホームが損害を受ける可能性があります。例えば火事で家が焼失してしまったり、地震で建物が倒壊してしまったりするなどです。このような時のために加入する保険が火災保険、地震保険です。そこで火災保険、地震保険について詳しく見ていきましょう。

火災保険に加入する必要性は?

火災保険とは、火災などが原因で住宅が被害を受けた場合、その損害を賠償してもらえる保険のことです。しかし火災によって住宅が被害を受ける可能性はそう多くありません。また家の中で火を扱った場合、しっかり消すなどして注意すれば、火事の原因を予防できます。そのためわざわざ保険料を支払ってまで火災保険に加入する必要はないのではと考える人もいるでしょう。ですが万が一火事で住宅が被害を受けた場合、経済的に大きなダメージを受けてしまいます。また自分側で火事の原因を予防しても、近隣の住宅が火事になり、それが延焼して被害を受けてしまう場合もあります。さらに火災保険の補償範囲は火災による被害だけではありません。落雷、水災、雪災、水漏れ、盗難、落下物などによる損害も補償の範囲です。そのため火災保険が適用される場面というのは、決して少ないわけではないのです。このようなことからマイホームを購入する際、火災保険に加入する必要性があると言えるでしょう。

地震保険も加入したほうがいいの?

地震保険とは、地震や噴火などが原因で火災、損壊、埋没、流失による損害を受けた場合に補償を受けられる保険です。保険会社と政府が共同して補償する、公益的な面のある保険だと言えます。地震保険には、単独で加入することができず、火災保険に付随して加入します。この保険はあくまで火災保険を補完するためのもので、火災保険額の30%~50%の範囲でのみ加入できます。
そこで火災保険に加入する際、地震保険にも加入したほうが良いのか気になるところですが、結論から述べると加入しておいたほうが無難でしょう。地震が原因で火災が発生して、自宅が損害を被った場合、火災保険だけでは補償されないからです。この場合は地震保険で補償されることになっています。また日本は他の国に比べて地震の多い国なので、いつ地震による被害を受けてもおかしくありません。そのような意味でも地震保険に加入しておくメリットがあると言えるでしょう。

まとめ

火災による大きな損害を受けても、火災保険に加入していれば補償が受けられます。落雷、水災、雪災、水漏れ、盗難、落下物などの損害もこの保険の補償対象となっており、火災保険に加入する必要性があると言えるでしょう。また地震保険も火災保険の補償対象外である地震による損害を補償してくれます。そのため火災保険とセットで地震保険への加入も考えると良いでしょう。

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