サラリーマンの花形!「営業」の仕事って?

2016年8月15日

会社というものはいろいろな部門で大勢の人たちが関わってひとつの形を作っています。それぞれが会社の歯車となり会社に利益をもたらしているのです。その中の職種のひとつである営業職について紹介しましょう。

お客とのコミュニケーションが大切!

営業の仕事とは、その企業がつくりだしたものをお客に紹介して購入してもらう仕事です。企業が営業で売るものは商品であったり、サービスであったりします。技術職の人たちが作るものを完成するまでただ待って、完成してから動くのではなく、常にお客と直接、または電話などでコミュニケーションを図り、お客がどのようなタイミングで商品を欲しがるか、購入してくれるかというタイミングを伺わなくてはなりません。技術職とは異なり、直接的にお客とのコミュニケーションをする会社のフロント部署営業職ということになります。

自らの営業成績で収入が上がったり下がったり?

サラリーマンを題材にしたドラマで営業成績票が棒グラフで張り出されているシーンがあります。それは営業マンの営業成績で、自社の商品をどれだけの数を売ったかということを表しています。1カ月の目標売り上げが会社によって設定され、給料が歩合制の場合、営業成績によって、高収入になったり低収入になったりします。月末に目標の営業成績が達成できない場合、上司から「達成するまで会社に戻ってくるな!」と叱咤されるような厳しい会社も存在するようです。

具体的にはどういうことをするの?

営業の方法は、電話による営業、実際に会社に出向き商品を紹介する飛び込み営業などがあります。電話の場合は、まず電話で担当者に出てもらい、自社の商品の売り込み、そちらにとって商品を購入するとどのような利点があるかを説明します。電話での説明は会社によってマニュアル化されていることがほとんどです。電話での説明で相手が興味を持ってくれたら、次は実際に会って説明するための約束を取り付けます。しかし、これで商品を購入してもらえるとは限りません。その場合は名刺を渡し数日後にまた電話をしてとりあえず顔をつなぎます。顔を覚えてもらってからは、会社によっては接待などをすることもあるようです。飛び込み営業の場合は、電話によるアポイントを取らずにいきなり会社を訪問します。うまくいけば話を聞いてもらえますが、門前払いもされます。1日中、外を歩き回ることが多くあるので体力勝負となります。

人とのコミュニケーションが得意な人に向いている!

時にはお客との夜の接待、ゴルフ、麻雀などにも付き合い、商品を購入してもらえる機会をうかがうこともある営業の仕事。黙々とものづくりに励む人より、明るくて人と話すのが好きなコミュニケーション能力に長けた人が向いている職種です。

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