小さい子供がいる家庭では、忙しくてなかなか節約まで手が回らないという人も少なくありません。しかし、この時期に節約をしておくと、将来子供に必要な費用を貯めることにもつながります。できる範囲で挑戦してみましょう。
衣類の調達
小さい子供はすぐに成長して、次のシーズンには服もサイズアウトしてしまいます。かといって、大きめのサイズを着せると危険ですので、年齢の近い子供のいる家庭と物々交換をしたり、おさがりをもらうのが良いでしょう。知り合いで年の近い子供がいない場合には、フリーマーケットやバザーもおすすめです。不要になった子供用の衣類や食器、おもちゃなどが格安で販売されていますので、気兼ねなく使えます。状態の良いものがサイズアウトした時は、他の人に譲ったり、バザー等に出してもよいでしょう。使い込んで人にあげたり売ることができないようなものは、ぞうきんにしたり布製のおもちゃを作ってあげると、最後まで活用することができます。
短期間のアイテム
ベビーベッドや授乳枕など、ごく短期間しか使わないようなものは、レンタルを考えてみてはいかがでしょうか。自治体で一定期間無料あるいは格安で貸与しているところもありますので、早めにチェックをしておくのがおすすめです。また、近くにレンタルショップがない場合には、宅配でこれらのアイテムを届けてくれるショップもあります。利用期間と購入金額を考慮して、お得な方を選びましょう。もちろん、親せきや友人など、不要になったものを貸してくれる相手がいれば、厚意に甘えることができます。その場合にも、高額な品物を借りることになりますのできちんとお礼をしましょう。また、もらったものを他の人に譲る場合には、元の所有者に断りを入れておきましょう。
教育と節約
子供は好奇心が旺盛です。この時期に吸収したことは、将来にも大きく役立ちますので、節約も兼ねていろいろな体験をさせましょう。例えば、家庭菜園で一緒に水やりをしたり、収穫をすることで苦手な食材も食べる気になりますし、食材の節約になります。潮干狩りや釣り、フルーツ狩りなどは、子供が小さいときには入場料が無料、あるいは格安になっていることが多いので、積極的に出かけてみましょう。レジャーで宿泊施設を利用するときも、布団や食事が必要ない子供は無料で泊まることができるところがほとんどです。興味のあるレジャー施設の入園料も、3~4歳程度までは無料で入れるところがありますので、事前にチェックしておくとよいでしょう。