センター試験は基礎知識で解ける

2016年8月17日

センター試験というのは、受けたい大学が決まる前でも受験することができるテストです。例えセンター試験を受けないことが決まったとしても、センターに向けた勉強は基礎学力として、確実に無駄にはなりません。では、どう勉強すればよいのか?ここではセンター勉強のコツと心構えについてお伝えします。

早めの対策は絶対に嘘をつかない

センター試験の問題というのは、ある程度のパターンが決まっているとは言いますが、それら全てを短期間で頭に詰め込むのは難しい量です。試験を最も簡単にクリアするコツは、慣れてしまうこと。そこで重要になってくるのは今まで見てきた問題の数です。暗記ではない数学において、その傾向はむしろ顕著でしょう。センター数学は全て、自分で思いつくのは難しいながらも、知っていれば簡単な解き方の問題以外は絶対に出題されないようになっています。そこで必要な勉強は、まずは過去問、次に問題集です。解き方を教えてくれるような参考書には、やはり人によって向き不向きが変わるものです。せっかくの参考書なのに、書いてある意味がよくわからないのではお金も時間ももったいないですから、まずは問題を見て、わからないところは先生や、塾講師に聞くのが賢いやり方でしょう。

センター試験には基礎知識以外は不必要

なぜ、問題集がオススメなのかという理由は、この見出しの言葉に集約されています。センター試験において使われる知識の、ほとんどは教科書の中に書いてあります。センター試験はあくまで高校レベルの問題であり、大学生になってからの勉強というものの基礎に当たるものでしかないのです。下手に変わった参考書を買うくらいならば、まずは教科書の内容を理解するところから始めたほうがいいでしょう。それで分からなかった時には、まず先生に聞いてください。それでも分からなかった場合には、参考書の購入も検討してもいいかもしれませんが、センター試験で使われる知識はあくまでも、基礎。それが分からないようでは、キツい言い方ではありまずが、受験自体厳しいと言われても仕方がないかもしれません。言い方を変えれば、基礎さえ知ってしまえば、あとは問題を多く解いていくだけで、高得点は約束されたようなものです。

寝ることを恐れては本末転倒

センター試験の勉強において、よく寝ずに勉強したという話を聞きますが、これは決してオススメできません。人の脳というものはその日に得た知識を寝ている間に定着させています。寝る時間だけは、キッチリと取っておいてください。しかし、それでは間に合わないと思う人もいるかもしれませんが、そういう人こそ、しっかり寝ておくべきだと思います。センター試験は付け焼刃で突破できるものではありません。それでも試験で得点を狙う最後の裏技は、ずばり考えること。どうせ知識を貯めても間に合いそうにないのであれば、開き直って分からない問題に挑む訓練をしておいた方が効率的です。それが苦しいテストに挑む、最後の手段です。初めから分からない前提で、しかし解こうと思って問題に挑んでみれば、意外と点数は伸びるものです。それに慣れておくこともまた、最終手段ではありますが、立派な対策でしょう。

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