「教師と生徒」でもあり「姉と妹」でもある

2016年8月17日

中学時代、全国大会を目指して部活中心の生活をしていた私は、疲れなどから勉強がおろそかになり、授業についていくのがやっとの状態でした。部活動はとても充実していましたが、高校受験のことを考えるとこのままではいけないという気持ちもあり、塾よりも時間の都合がつけやすい家庭教師をお願いすることにしました。私を担当してくれた先生は教師を目指す若い女性で、おしゃれでとても可愛らしい先生でした。勉強はもちろん、合間にはファッションや恋愛の話などもし、姉ができたような嬉しい気持ちだったことを覚えています。
家庭教師の良いところは、個人のレベルや学校の試験日程などに合わせて指導を受けられるところです。私自身、特に数学が苦手だったので、そこを重点的に教えてもらいました。ひとつひとつを私のペースで勉強できるため、わからないところも徐々に理解が深まり、勉強がおもしろくなっていきました。それまでは苦痛でしかなかった授業も積極的な気持ちで受けられるようになるなど、精神的な変化も印象的でした。家庭教師は、勉強面での教師と生徒という関係だけでなく、姉妹のような関係から私を支えてくれました。今でもとてもいい思い出になっています。

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