大人よりも忙しい?中学生の勉強

2018年1月15日

ついこの前、中学生になったと思っていたら、もうあっという間に2年生も後半です。これまでは、学校での生活に重きをおいて友達との付き合いとかクラブに過ごして来たのではありませんか?そのたのしい日々が気が付けばどんどん少なくなってちゃんと勉強もした方がという気持ちが強くなってきました。こうなったら塾か家庭教師を頼んで、中学の勉強をしっかりと立て直そう、こういう時に塾と家庭教師のどちらに目がいきますか?

本人のやる気と時間的な事情

いざ、塾か家庭教師を頼もうと思っても、中学生はいそがしいのです。というのも、まだまだ運動系のクラブでは毎日練習で帰って来るのが夜になります。しかも帰ってくれば、もう一日は終わりで夕食を取り、お風呂に入ったらもう寝るだけです。疲れているせいで勉強にまで頭はまわりません。でも成績表を見れば、だんだん矢印が下をむいているような。ここでなんとかしなければと親は気になります。

そうした時に、一番わかりやすいのは、同じくクラブをしているお友達の親御さんに聞いてみたりすれば、他の中学生はどうやって勉強しているのか、どのくらい勉強しているのかが結構わかるものです。もちろん、本人の実力がそれぞれなので、ここは参考程度ということで聞いてみてはどうでしょう。

そして本人が塾を選んだなら

中学生は、ほとんど一日の時間を友達と過ごします。なので、もし「勉強するならどうする?」と聞いてみたら、本人は「塾に行く」ということがあります。それは、友達がどこそこの塾に行っているとか、そういう話を知っているからです。今はTwitterなどでもいろんな情報が入って来る時代です。中学生にとってはそれは普通のことかもしれません。そして塾に行くときめたとしたら、まずは、クラブなど時間の制限があっても行かれるところを探す必要があります。

塾は自分だけでなく、もっと早く進んでいるほかの中学生もいるわけですから、自分も頑張らなければならないと思えるメリットがあります。ですが、クラブの後に行くことになると、どうしても疲れがでます。ですからなるべく負担にならないところを選ぶ必要があります。

塾を選んだ時の問題は

もし、お子さんが塾を選んだとして、塾に通ってみることにします。それでしばらく経っても効果がでない場合もあります。その原因は様々ですが、ほとんどが「塾に行っているだけ」になってしまっていることが多いのです。塾で教わってきたことを家で繰り返し復習する、それが一番大事なことです。でもクラブの終わりに塾に行き、そして帰ってくる、そのことだけでも大変ですから、どうしても行くだけになってしまいます。それが一度やる気になれば、急に勉強に取り組むようになります。

そのきっかけは様々ですが、本人がどこか行きたいと思う学校が見つかった時にやる気になり、なんとかその学校に行こうという意識が芽生えます。それまでは、なかなか言っても勉強しません。ちなみに塾の相場ですが、これも個人の塾と大手の塾ではかなり差がでます。大手の塾はそれなりに調査などもしっかりしているので高いです。そして個人の塾は3万くらいで英語、数学、国語となっていたりします。

家庭教師がいいと本人がいってきたら

いよいよ勉強をしなくてはならない時期になり、本人にも焦りが出てきて家庭教師を選ぶかもしれません。家庭教師のメリットは、クラブをしている中学生の時間に合わせて来てくれることです。さらに、自分がわからないところを先生に言うことによって、苦手科目の克服ができます。また、先生も大学生がほとんどですから、自分の試験のシーズンとは、重なりたくありません。そういう時間のやり取りが自由にできるのが家庭教師です。

それではどこで、家庭教師をみつけるかです。これもお友達の付き合いの中から見つけることが簡単にできます。兄弟がいて、上に大学生がいる場合、その友達が家庭教師の先を見つけていることが多いのです。ですから、何人かに「家庭教師を探している」と声をかけておくとすぐにみつかります。大学生も1年生くらいだと自分が受験が終わったばかりで、中学生の問題は簡単に見えるものです。

家庭教師は1年単位で

せっかく家庭教師が決まっても、大学生も1年2年は、普通にバイトで家庭教師ができるのですが、3年になると、もうバイトもできなくなります。そのため、ずっと継続するという前提ではなく1年をめどにしておくといいでしょう。そしてもし、まだ家庭教師が必要であれば、その人がたいてい大学の繋がりなどで紹介してくれます。なので探すことの心配はいりません。そして家庭教師の相場になるのですが、これがまた難しい問題です。

家庭教師にもランクみたいなものが存在します。例えば、東大生なら5000円を超えたりします。そこまで高くなくても通っている大学のレベルが高いとそれに連動して金額もあがります。平均値で3000円くらいでだいたいの大学の家庭教師に来てもらえます。ただ、家庭教師は、中学生に寄り添ってくれるのですが、その人だけのことなので、実際に本人がどのあたりにいるかと言う点では塾とは違います。ということで、一人でじっくりと勉強したい中学生に向いているのです。

勉強するかしないかは本人次第

ここまで家庭教師と塾とを様々な角度で見てきました。塾も取り入れる科目が多くなれば、家庭教師と金額の差はなくなります。本人が人目を気にせず自分のペースで勉強することができるのなら塾に、じっくしりとわからないところをしっかり教わりたい中学生なら家庭教師を選ぶといいのではないでしょうか。

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