神社で開かれる北海道3大祭

2016年8月17日

北海道といえば、広い大地に豊かな自然、さまざまな絶景、野菜に乳製品、海産物などたくさんのグルメ、観光名所など、見所が盛りだくさんですよね。
そんな北海道には、北海道3大祭と呼ばれる祭があるんですよ。どういった祭なのかを紹介したいと思います。

北海道神宮例祭

札幌市で毎年6月14日~6月16日に開かれる北海道神宮例祭は、100年の歴史を誇る祭です。
札幌市民からは札幌まつりと呼ばれ、親しまれています。
約1,000人もの市民が、平安時代をイメージした衣装を身にまとい、4つの神輿と8つの山車とともに街中を練り歩きます。
その光景は煌びやかで、圧倒されることでしょう。
そして祭の開催期間中は、中央公園内にたくさんの屋台が出店します。お化け屋敷などの遊戯施設なども配置され、多くの市民と観光客が集まり賑わいをみせます。
また、伝統的な奉納行事も行われ、そちらも見物です。

金刀比羅神社例大祭

根室でおこなわれる金比羅神社例大祭は、8月9日~8月11日の3日間にわたり、毎年開催されています。210年も昔からある、歴史の長い祭です。
町の人たちは親しみをこめて、こんぴらさんの夏祭りと呼んでいます。
町中を山車を引きながら、2日間かけて回ります。派手な装飾をあしらった豪華な神輿を、100人の若い人たちが担いで練り歩きます。そのさまは、迫力満点です。
祭期間中、緑町通りは通行止めになり、歩行者天国となります。そこに200以上もの出店が軒を連ねます。
そして、祭の最終日には奉納相撲大会が境内で開かれ、賑わいをみせます。

江差姥神大神宮渡御祭

江差町で毎年8月9日~8月1日に開催される、江差姥神大神宮渡御祭は、370年の歴史があります。
そしてこの祭は、北海道で1番古い祭といわれていて、北海道遺産にも登録されています。
この祭は、ニシンの豊漁に感謝をする祭として始まりました。
伝統的な人形をちりばめた豪華なヤマ(山車のこと)を13台も引いて、町の中を練り歩きます。
お囃子や太鼓の音とともに、はっぴなどの衣装を着た人たちが町を闊歩する姿は圧巻です。
そして子供たちは、夏休みを利用して1ヶ月かけて太鼓の練習をするそうです。それが、毎年の恒例行事でもあります。

どの祭も歴史が長いです

いかがでしたか?北海道3大祭のことを、少しでも知ってもらえましたか?
どれも100年以上の歴史がある古い祭です。長い間、町の人たちに愛されてきたからこそ、今まで続いてきたのだと思います。
日本ならではの情緒を味わうことができるこれらの祭を、ぜひ生でみて肌で感じてほしいです。
迫力や豪華さに魅了されること間違いなしです。

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