それってNG?結婚式にお呼ばれしたときのドレスの選び方

2016年11月24日

普段は自由にファッションを楽しんでいる方も、ここぞという場面ではピシッとした服装で決めたいですよね。もしもあなたが結婚式に招待されたなら、周囲にセンスが良くて常識ある人だと思わせるいいチャンスです。それには、結婚式に着ていく場合の服装のきまりごとやタブー、マナーなどを知っておくといいですね。ここでは特に結婚式に着ていくドレスに注目してみましょう。

もしも結婚式の招待状に「平服でどうぞ」と書かれていたら?

結婚式のパーティーの招待状で「当日は平服でどうぞお越しください」と書かれていたことはありませんか?普段あまり聞きなれない「平服」という言葉。普段着でもいいの?と首をかしげてしまいますよね。
結婚式にお呼ばれした場合の服装は主賓は正礼装で、主賓以外の方は通常は準礼装で出席します。ただし招待状に「平服でどうぞ」と書かれていた気軽な結婚式の場合は略礼装でもOKです。正礼装とは男性はモーニング、女性は留袖に値する服装で、主に新郎新婦に近い親族が着る服装です。準礼装の場合はいわゆるパーティードレスのことで、略礼装の場合はもう少しカジュアルな服装となります。しかし、カジュアルだからと言ってTシャツやジーンズのようなラフな服装はNGです。普段よりも少し華やかなワンピースやスーツ程度が常識と言えるでしょう。

結婚式に着ていくドレスの色に注意!

結婚式に着ていくドレスには、気をつけてほしい色があります。
まず注意をしなければならない色は白です。白いドレスは花嫁さんが着る白と同じになってしまうため、花嫁さんを一番に目立たせるためにも白いドレスは避けるようにしましょう。白いドレスでなくても写真で後から見たときに、光の加減で白っぽく写ってしまう場合があります。薄いベージュや薄いピンクなどの白に近い色のドレスにも注意した方がいいかもしれませんね。
また、黒いドレスにも注意が必要です。黒は誰にでも似合う無難な色なのでパーティードレスとして人気がありますが、喪服を連想させるような全身黒のコーディネートはNG。結婚式で黒のドレスを着るならば、バッグや靴、コサージュ、髪飾りなどを明るい色にして、華やかさをプラスさせましょう。

ドレスの生地や形にもマナーがある

結婚式に着ていくドレスには、生地や形にもそれなりのマナーがあります。
ドレスの生地は派手な柄物は避けた方がいいでしょう。無地か無地に見えるような同系色の柄物ならばOKです。また、毛皮や革素材の服装なども殺生を想像させてしまうので、結婚式に着ていくドレスの素材としてはあまり相応しいとは言えないでしょう。
ドレスの形にも気をつけたい点があります。肩や胸元が大きくあいたドレスは厳かな挙式や昼間の披露宴ではNGです。ボレロや大きめのストールなどの羽織物を追加して露出を控えめにするのがマナーですね。さらにスカート丈にも気をつけましょう。特に幅広い年齢層のゲストが招待されている結婚式には、極端なミニスカートは避けた方がいいかもしれませんね。膝が隠れる程度の長さが無難でしょう。

ここでは結婚式に着ていく女性のドレスにスポットを当てて、おおよそのマナーをご紹介しました。靴やバッグ、髪型などの細部までこだわれば、まだまだマナーや注意点は存在します。最近の結婚式では他の招待客に失礼にならない服装ならば、あまり気にしすぎる必要はないという見方もあります。あまりマナーにこだわりすぎてファッションを楽しむことができなくならないように気を付けましょう。

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