知っておきたい食費節約のコツ!

2016年11月24日

生活費の中でも、食費は大きな比重を占めています。そのため節約をするときに、食費を削ろうと考える方も多いのではないのでしょうか。しかし食費はただ減らせばいいというものではありません。日々の食事は人間にとって大きな楽しみの1つであり、また健康づくりの土台でもあります。そのため食費を削りすぎてしまうと、ストレスがたまりますし、最悪の場合病気になってしまうこともありえます。
そこで今回は、無理なく食費を節約するために押さえておきたいポイントについて解説します。

食費の削りすぎは逆効果!?食事の質を下げすぎない!

食生活を考えるうえでの最優先事項は、栄養バランスです。理想は、肉や魚を使った主菜、野菜のおかず、ごはんなどの炭水化物がバランスよく組み合わされた食事をとることです。こうした献立を作るためには、一定の予算がどうしても必要になります。「高いから」と肉や魚を敬遠したり、安価な炭水化物に偏った食事をとっていると、肌荒れを起こしたり、体調を崩す可能性が高くなります。そうなると医療費が高くついたり、化粧品代などほかの出費がかさむ原因になります。さらに最近では、動物性たんぱく質の不足が寝たきりを招いたり、野菜不足がガンのリスクをあげることが分かっています。したがって将来の出費を抑えるためにも、普段の食事に関してはある程度金額をかけ、一定の質をキープする必要があるのです。もし予算をカットするならお菓子などの嗜好品から削りましょう。なお言うまでもないことですが、ここまでの話はすべて自炊していることが前提です。外食や市販の惣菜を利用する機会が多い方は、まず自炊の割合を増やすところからスタートするべきです。

作れるものは自分で作る!

食事には質が重要です。そのうえで食費を節約するためには、ちょっとした工夫と手間が要求されます。それはなるべく加工品や市販品を買わず、作れるものは自分で作ってしまうということです。例えば市販のドレッシングやたれをいちいち揃えると高くつきますし、使いきれずにムダにしてしまうことも少なくありません。そこで、しょうゆ、油、みりんといった基本の調味料にある程度の予算をかけ、あとは自作してしまいます。そうすると安上がりな上、市販品を使うよりも美味しく仕上がります。また余分な食品添加物をとらなくて済むのもメリットです。ドレッシング、すし酢、白だしなど混ぜるだけでできる調味料はたくさんあります。こうした自作レシピは料理本はもちろん、無料のレシピサイトにも掲載されています。探してみると参考になりますよ。

バランスが大切

質への配慮を忘れないこと、自分で作れるものは自作すること、この2つが健康的な食生活を送りつつ、食費を節約するためのコツです。個人のライフスタイルによって実行可能な範囲は異なってきますが、できる範囲で実践していくことが大切です。

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