動物病院を選ぶ時のポイントとは?ペットに触らない、お金儲け狙いの獣医には注意しよう!

2016年11月24日

大事なペットと末永く付き合うためには動物病院の存在は欠かせません。あなたが選ぶ動物病院次第で、ペットの今後の命運が決まってしまうこともあるでしょう。獣医をしっかりと見定め、良い動物病院を選ぶためのポイントをご紹介します。

動物病院を選ぶ最重要ポイントはやっぱり獣医!その獣医はあなたのペットに優しく触ってくれてますか?

動物病院を探すとき、ホームページや口コミを参考にすることが多くありますよね。しかし、先入観にとらわれ過ぎず、あくまで自分の眼で見て判断することが大事です。緊急事態のときに何かあってからでは遅いので、ペットが元気な内に、検便などで実際に病院を訪れてみましょう。院内の清掃は行き届いていますか?受付の人達は親しみやすそうですか?チェック項目はいくつかありますが、やはり「獣医の対応」が一番のポイントですね。意外に思う人もいるかもしれませんが、獣医だからと言って皆が動物好きとは限りません。機具ばかり使用し、ペットに指一本触れようとしない獣医も世の中にはいます。ペットにしっかり触れてくれているかどうかを確認しましょう。いくら機材を使うスキルがあっても、肝心の「触診」をしない獣医は心配です。会話をしていて「なんだか説明不足だな」と感じるような獣医も要注意です。飼い主は話のできないペットに代わり、病状を把握して今後の治療方針を決める必要があります。獣医自身が分かっていれば良いという態度で、こちらの質問になおざりな返答をする様な場合は転院を検討した方が良いでしょう。

動物病院はサービス業?お金儲けをたくらむ獣医もけっこう多い?

動物病院での医療費は獣医によってピンキリです。なぜなら獣医は法的にサービス業として分類されており、動物の治療費を病院が自由に決めることができるためです。この制度を利用し、お金儲けのために高額な料金を設定している獣医もいます。ただし、勘違いしてはいけないのは高額=ぼったくり、では無いということです。最新の機材や充実した設備を揃えている病院では当然、医療費は高くなります。治療を受ける前にはきちんと見積もりを出してもらい、清算後には明細の記載された領収書を受け取りましょう。仮に明細の提出を拒否する獣医がいたとしたら、それは危険信号です。今すぐ他の病院を探した方が良いでしょう。病気の原因が良くわかっていないのに自分の病院で治療を続けようとしたり、やたらに入院を勧める獣医もNGです。お金儲けのために引き留めているだけの可能性があります。「獣医の言うことだから…」と何でも従うのでは無く、自分が納得できる医療を実施してくれているのか、常に考えなければなりません。

かかりつけ医は一つで十分!

動物に対する愛情に溢れ、親切丁寧に説明をしてくれる獣医が最良です。また獣医はサービス業の一面もありますので商売に走り過ぎていないかどうかも、チェックのポイントとなるでしょう。しかし、理想の獣医を追い求めるあまり、かかりつけの動物病院を複数持つのはやめましょう。複数の病院で治療を受けていると、混乱を招くことがあります。他の病院でどのような治療を受けていたのか、どんな薬を使用したのか分からなければ、いざというときに獣医は対応に困ってしまいますよね。ペットに取っても複数の病院を行ったり来たりは大きなストレスになります。もし「ぴったり!」と感じる動物病院が見つかったら、そこだけで治療を受けるようにしましょうね。

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