【相場比較】国内ウェディングと海外ウェディング、どっちの方がお得?

2017年12月27日
【相場比較】国内ウェディングと海外ウェディング、どっちの方がお得?

国内ウェディングと海外ウェディング、実際はどちらの方が安いか知っていますか?「海外の方が高い」と思っている人が多いかもしれませが、結論から言うと実は海外ウェディングの方が費用は安い傾向にあります。では、具体的にどれくらい海外ウェディングの方が安いのか、費用を徹底比較してみましょう。

国内ウェディングと海外ウェディングの違い

国内ウェディングは式場・ホテル・ゲストハウス・神社など、会場の種類がバリエーション豊富です。実際に式場を見て選べるため、失敗する危険性が低くなっています。さらに、スタッフとじっくり打ち合わせをして、こだわったプランにできるメリットがあります。多くのゲストを招待し、豪華な挙式にする方法もアリです。祝儀を受け取ったらその場で引き出物を渡せるため、挙式後にお返しをする手間が省けます。

一方の海外ウェディングはパックプランが用意されているので、準備が比較的簡単です。ゲストや家族とゆっくり過ごせる時間があり、少人数の挙式を望む人に向いています。海外ならではのロケーションの中で、挙式できることが最大のメリットです。また、最近は新婚旅行を兼ねて挙式を行う人が多く、意外と費用を安く抑えられます。

具体的な違いを見ていくと、国内ウェディングは準備期間が約1年であるのに対して海外ウェディングは平均2~6ヶ月になっています。手配会社がトータルプロデュースしてくれるので、海外ウェディングは準備期間が短いです。時期は国内ウェディングが5月前後・9~11月の過ごしやすい時期、海外ウェディングは4~6月・9~11月の旅費が安い時期が支持されています。

参列者の人数に関しては国内は100名以上のプランにも対応できますが、海外は平均10~20名です。少人数の挙式を目的に海外ウェディングを選ぶ人が多いので、実際は新郎新婦のみ、新郎新婦と家族など10名未満のケースも多く見られます。衣装に関しては国内と海外でそれほど違いがないものの、海外は写真のオプションサービスを追加する人が多いです。

また、海外ウェディングはカジュアルスタイルの参列者が多く、ハワイならアロハシャツで参加する人も少なくありません。このようにさまざまな部分で違いがあるため、2人の目的に合ったプランを選ぶことが大切です。

費用はどれくらい違うの?

国内ウェディングは費用相場が約370.7万円(ゼクシィ結婚トレンド調査2016首都圏)、海外ウェディングは約204.6万円(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)です。ただし、人数や場所によって費用は変動します。特に海外ウェディングはエリアによって費用が大幅に変動し、グアムやアジアなら40~60万円程度安くなります。

海外ウェディングは基本プラン・オプション及びグレードアップ・滞在費、これら3種類の費用が必要です。基本プランは挙式に最低限必要な費用で、手配会社によって含まれているサービス内容が異なります。プランに含まれていないサービスを追加したい場合はオプション、質を上げたい時はグレードアップを利用してください。その他に新郎新婦の旅費・オプションツアー・現地のショッピングなど、滞在費を用意することが海外ウェディングの特徴です。

海外ウェディングの挙式料は約113.8万円で、ハワイなど人気の高いエリアは10万円以上高くなるケースもあります。新婦の衣装は国内で手配してから現地でレンタルする人が多く、1着の場合は約29.1万円が平均相場です。新郎の衣装は現地でレンタルする人が圧倒的に多く、10万円未満で済むこともあります。現地でパーティーや会食をする場合は別途約25万円の費用が必要です。

その他に旅費(2人分)の約78.7万円、参列者の旅費負担約92.9万円、ショッピングやお土産代約20万円を用意する必要があります。参列者の旅費は全額負担または一部負担するケースが多く、全額参列者に負担して貰う場合は引き出物やお土産にお金をかけた方が良いかもしれません。

また、祝儀を辞退して、参列者の負担を軽減する方法もあります。海外ウェディングはシンプルなプランを選ぶ人が多いため、国内ウェディングより費用が安くなっているのです。特に新婚旅行を兼ねる場合は旅費を節約できるので、挙式と新婚旅行の総額で考えるとリーズナブルな価格で済みます。

海外ウェディングの人気スポットや注意点

海外ウェディングで最も人気が高いのは最高のロケーションを楽しめる「ハワイ」です。日本語が通じる場所が多く、食事やショッピングを楽しめることから圧倒的人気を誇ります。式場の数が多いため、希望に合わせた挙式を行えることも人気の高い秘密です。

ハワイに次いで人気が高いのは距離が近くて、リーズナブルな価格が魅力の「グアム」が挙げられます。移動時間が短いので、赤ちゃんや高齢者がいても問題ありません。スケジュールを組みやすいため、忙しい人に向いています。その他に理想の新婚旅行を楽しめる「ヨーロッパ」、ビーチや水上コテージを満喫できる「モルディブ」や「タヒチ」が人気です。

海外ウェディングを行う際、手配会社の違いに注意しましょう。手配会社には海外プロデュース会社・国内プロデュース会社・旅行会社の3種類があります。海外プロデュース会社は現地にオフィスがあるため、現地に合ったプランを提案してくれることが魅力です。国内プロデュース会社は国内にオフィスがあり、じっくり打ち合わせできるメリットがあります。

ちなみに、大手プロデュース会社なら、国内と現地の両方にオフィスを構えているケースもあるようです。旅行会社はプロデュース会社と特徴が異なり、挙式付きの旅行プランを提案してくれます。挙式と旅行を別々に手配する必要がなく、さまざまな国や会場から式場を選べることが特徴です。挙式と新婚旅行、どちらに重点を置くか考えた上で手配会社を選ぶと良いかもしれません。

また、挙式や旅費の支払い方法は手配会社によって異なるので、注意が必要です。一般的には内金を申し込み時に渡し、残っている分を挙式の数週間前に支払うケースが多くなっています。オプションツアーや会食など現地で必要な費用は現地払いとなるので、費用を用意しておくことが大切です。

国内or海外?2人の目的に合ったプランを選びましょう

国内ウェディングと海外ウェディングにはさまざまな違いがあるので、2人で挙式の希望条件をそれぞれ挙げてみましょう。挙げた条件に優先順位をつけると、2人が何を望んでいるか簡単に把握できます。国内ウェディングはプランに柔軟に対応できる、海外ウェディングは費用を抑えて最高のロケーションで挙式できるメリットがあります。2人の希望とどちらがマッチしているか考えて、最高の挙式にしてください。

▼参考サイト
https://wedding.mynavi.jp/contents/resort/special_contents/kaigai_tehaigaisha/
https://wedding.mynavi.jp/contents/pc/resort/abroad_watabe01.html
https://www.rakukon.com/howto/party-foreign-wedding-good-point/
https://www.mwed.jp/manuals/285/
http://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/wedding-place/resort/03/
http://nemo06.com/wedding
https://www.mwed.jp/manuals/250/

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