出来るところから節約して貯金をしよう

2018年1月25日

今はある程度収入があっても将来を考えると不安を覚える方も多いでしょう。だからこそ今のうちから貯金をしていくことが重要になるのです。今の生活の中で節約できる部分を探し少しでも多く貯金に回せるようにしてみましょう。

貯金をする場合は先取りがおすすめ

毎月の生活費で残った分を貯金に回そうと思っていても、まったく残らない月が多いという方も多いのではないでしょうか。給料日が近くなるといつもお金が足りなくなって貯金しようとしていた額まで手を付けてしまいがちです。このような形で貯金ができていないという方が貯金を成功させるコツとして、先取りで貯金に回してしまうという方法があります。

貯金用の口座を作ったうえで、給料日には給料の振込口座から貯金用の口座に毎月の希望貯金額を移してしまいます。そうすることで手元に残っているお金は使っていいということになりますので、その中でやりくりし節約もしやすくなっていくのです。使える額が明確になることで計画もきちんと立てやすくなっていきます。ついついお金を使いすぎてしまうという方は、是非先取りでの貯金を試してみましょう。前もって取り分けておくことによって貯金に回すことができる額が増えていくはずです。

独身の方は無駄な保険がないかチェック

食費や交際費などはなかなか削りにくいですし、節約すればするほどつらい状況になってしまいがちです。そういった場合は固定費を見直してみましょう。保険料が下がれば生活を切り詰めなくても自然にかかる費用が削減できますから貯金に回せる額も多くなっていきます。特に、安心のために加入している保険について必要なものだけに絞るなど見直しておくことで、無駄な部分を節約することを考えてみましょう。

独身の方はそれほど大きな保障が必要ないことも多いです。死亡保障が高い保険に加入している場合は、額を下げたり他の保険に変えてみたりすることで月々の保険料の支払いが減らせます。保険で備えることはある程度大切なことではありますが、その分貯金をしておけばいろいろなことに使えるメリットもあります。健康に不安を抱えている方は医療保険などを検討することが多いですが、公的な健康保険である程度カバーされている部分があるのであまり多くの保障は必要ないことも多いです。

最近は技術の進歩で入院日数も減少していますから、入院一日当たりで給付額が決まる保険では給付される額が少なくなりがちという事もあります。保険で備えるよりも貯蓄を多く持っていたほうが使いやすいという事もあるのです。不要な保険に加入していないかどうかという事は一度チェックしてみるとよいでしょう。自分で判断しにくいときにはファイナンシャルプランナーに相談してみるのがおすすめです。

家族の場合は全体での保障を考える

独身の場合はあまり手厚い保険は必要ありませんが、家族がいるとなると何かあった時に生活をどう支えていくかを考えなくてはなりませんから、生命保険をかけておくという事は家族を守るための一つの方法として重要なものとなります。

生命保険に加入している方の中にはお子さんに学資保険などをかけている方も多いでしょう。その分は生命保険と同じように考えて、トータルで十分な保障があるかを見ていきましょう。必要以上に生命保険金が高いプランに加入していると、それだけ保険料負担も大きくなります。保障を手厚くすることだけを考えるのではなく、今の生活に見合った負担であるかという事を意識しておきたいところです。

以前勧められたまま加入している保険がある場合は現在の実情にあっていないことも多いです。特に独身の頃に加入した保険などは結婚後の状況にあっていないことがほとんどですから、まったく見直したことがないという方は一度見直してみましょう。保険を整理してみることで毎月の負担が減らせてその分貯金で備えることもできるのです。

たびたび生活を見直してみましょう

私たちの生活は毎日同じように見えていろいろな部分が変わっているものです。時代によっても必要なものが変わってきますし、家族構成や年齢の変化によってもお金のかけ方が変わってきます。これまで使っていた通りに使っていると無駄な支出が多くなってしまうという事も珍しくありません。

定期的に支払っているお金などは意識する機会があまりありませんが、できれば一年に一度程度は意識して見直してみましょう。通信費などは技術の進歩やサービスの改定などで事情が大きく変わることが多いものです。面倒だとそのままにしてしまいがちなポイントですが、まめに見直しておくことで費用を大幅に下げることができるポイントでもあります。自動的に継続されるサービスなどはそれが本当に必要な物かどうかという事を考えてみましょう。こうした点は、せめて1年に1度は見直していくことが無駄な出費を抑えて貯金に回せるお金を多くすることができるコツといえます。

まとめ

節約や貯金というと生活が苦しくなるというイメージをお持ちの方も多いでしょうが、それほど切り詰めなくても無駄を省いていくことで貯金に回せる額は増やせます。もしもの時に動かせるお金を作れるように、できることから始めていきましょう。

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