結婚式で着用するウェディングドレスは、八割以上の女性がレンタルサロンで手に入れています。レンタルであればお得な価格で品質の高いウェディングドレスを着用できるのが優れています。効率的に自分に合う一着を見出すためにも、選び方のコツをチェックしてみましょう。
体型に合わせた選び方
女性が好むウェディングドレスと似合うドレスは異なります。どのような衣装にも着用する人に似合う「型」というものがありますから、自分自身の体型を考えて探してみましょう。例えば身長の高い女性から人気を博しているのはマーメイドデザインのウェディングドレスです。マーメイドデザインは全身のシルエットがはっきりしているドレスであり、足の長い女性は曲線の美しさが引き立ちます。逆に小柄な女性であれば、Aラインやプリンセスラインのように足下に向けて大振りになるウェディングドレスを選びましょう。
こうしたデザインは女性に存在感を与えてくれるのです。プリンセスラインやエンパイアラインはお腹周りを隠せるデザインでもありますから、妊娠中の女性にとっても着用しやすいデザインです。母子共に負担がかからないデザインのものを選び出せます。どのようなデザインが自分に合うのか選び方に迷った場合、レンタルサロンにカメラを持って行くと良いでしょう。試着した際に撮影すれば後々友達の意見も聞けます。
個性と人気
結婚式には多くの知り合いが集まりますから、あまり時代遅れなデザインのウェディングドレスは避けたいものです。多くの花嫁から人気を集めているウェディングドレスと言えばAラインが挙げられますから、その中から自分に合うものを選ぶと良いでしょう。
逆に個性を重視して決めたい方は、ウェディングドレスのカラーに注目します。一般的にはウェディングドレスと言えば純白を着用しますが、カラー選びに制約はありません。ウェディングドレスにはピンクやオレンジなど様々なカラーのものがありますので、自分の肌に合うものを探してみましょう。中にはドレスの表面と裏地のカラーが異なるものもありますので、一着で二倍魅力的なドレスが着たい女性にお薦めです。
パーツの重要性
レンタルするウェディングドレスの基本的な型を決めた後は、細部のパーツにこだわります。例えばあまりデコルテを露出しないものを着たい場合、ハイネックのデザインを選択すると良いでしょう。ネック部分がレース状になっているウェディングドレスは華やかですし、大人らしいシックな魅力があります。逆にデコルテの魅力を引き立てたい時は、ハートカットネックを着ると胸元が愛らしい形になります。女性らしいキュートな印象が引き立つデザインです。
また冬場に挙式を考えている女性は、スリーブに注目しましょう。ウェディングドレスの袖は七分丈や長袖など多様です。こうしたデザインはガーデンウェディングをする際も場に相応しいドレスです。
素材で変わる印象
ウェディングドレスの高級感を左右するのは型だけではありません。素材にこだわることでシックなデザインでも大人らしい魅力に溢れたものが手に入ります。一般的に人気を集めているウェディングドレスは、シルク素材のものです。シルクは光沢が特徴的な素材であり、照明の暗い結婚式場でも花嫁の存在感を引き立ててくれます。海外のセレブや貴族が着用することも少なくありませんので、結婚式という晴れの日に相応しいでしょう。シルクにはミカドやサテンなどの種類がありますので、カラーや質感の比較が欠かせません。
光沢感よりもマットな印象の強い一着をレンタルしたい時は、ジョーゼット素材を選択します。ジョーゼットは皺ができ辛いことでも良く知られている素材ですから、結婚式で気軽に動きたい女性に向いています。
場所に合わせたドレス
結婚式の形式は夫婦によって異なるものであり、中にはパーティー感覚の式にしたいと考える方々もいるでしょう。カジュアルなレストランを式場にする場合、ドレーンの長い大振りなウェディングドレスは場に相応しくありません。レストランに似合うミニスカート丈のデザインを選んでみましょう。ミニスカート丈は膝丈だけでなくアンクルデザインのものもありますので、幅広い年代の女性にとって選択しやすいのです。
屋外での挙式を考えている方であれば、動きやすいワンピースデザインのウェディングドレスを着用すると良いでしょう。ドレスの裾が地面につくことがありませんので汚れません。こうしたドレスを身に着ければ歩き回って参列者と気軽にお喋りできます。またどのような結婚式場を利用するとしても、照明に注目することが大切です。照明の色合いによってウェディングドレスの印象は変化しますので、事前にブライダルフェアで下見しておくと良いでしょう。場に沈まない一着を手に入れる上で役に立ちます。
まとめ
ウェディングドレスはデザインから素材まで多様な種類があります。レンタルサロンでは一着ずつ試着してドレスを選びますので、効率的に探した方が労力がかかりません。自分と式場に相応しいものを理解することで、選択にかかる時間を減らしてみましょう。
