もっと水族館を楽しみつくそう!

2016年7月11日

四方を海に囲まれている日本は、世界的にみても水族館に恵まれた国です。全国で100を超える水族館があり、天候にも左右されない手軽なレジャースポットとして人気を集めています。その魅力を楽しみつくすコツをご紹介します。

事前準備が満足度を左右する!

水族館は絶えず進化しつづけています。世界トップレベルの技術で巨大水槽やドーム状の水槽が登場し、より水中の世界に入り込めるようになっています。展示の方法も工夫が凝らされ、体験型のショーやツアーも取り入れる館が増えてきています。せっかく水族館へ出かけるのであれば、より楽しめるポイントをおさえましょう。まずは事前準備です。いかに満足できるかは入館前の行動で半分決まったようなものです。イルカショーやアシカショーなどの目玉となるイベントは事前に開催時間を調べておくのがお約束。ペンギンなどへの餌やりも時間が決まっているので、終わった後でがっかりすることのないように確認をお忘れなく。食事をどうするかもあわせておおまかなスケジュールを組んでおくと当日に慌てなくてすみます。
いざ水族館へ到着したら、入場券といっしょに案内リーフレットをもらいましょう。よく見ずにバッグの中へポイ、なんてことありませんか。広い館内をどのような順路でまわればよいか、水先案内となってくれる心強い味方です。ひととおり目を通しましょう。
最近の水族館で人気が高いのが、海獣たちと間近で接することができるふれあいイベントです。イルカとタッチできたり記念撮影したりするイベントは特に子どもが大喜び。休みの日には開館後すぐに定員に達してしまうこともあるほどです。水族館をより深く知りたいのであれば、水槽の裏側などを巡るバックヤードツアーがおススメです。「やりたい!」と思ったら、真っ先に申し込むのが鉄則です。

ワクワクの体験がいっぱい!

イベントやショーの時間まではそれぞれの水槽をゆっくり観察しましょう。ふだん食卓に並んでいるようなメジャーな魚でも、水槽を悠々と泳ぐ姿には新鮮な感動をおぼえるかもしれません。
迫力のあるイルカやアシカのショーは休日とくに込み合います。いい場所で見たければ少し早めに席についておくほうが安心です。ショーではしゃいでお腹がすいたら次はお食事をどうぞ。沖縄美ら海水族館がそうであるように、館内のレストランで大水槽の前で群れをなして悠然と泳ぐ魚群を眺めながら食事ができる施設もあります。海の底にいるような気分で食事をするためだけに水族館へ行く人もいるほど、レストランとしても魅力的です。寿司やサメのフライを提供する水族館もあり、各施設オリジナルのメニューもお楽しみのひとつです。
夏休みなどの長期の休みには特別企画が開催されることも多くなっています。ヒトデやウニといった磯の生物にさわることのできる企画は子どもたちでにぎわいます。一部の館では、ふだん目にすることのない夜の生態を知るための宿泊企画もあります。毎年好評でなかなか予約を取れませんが、寝袋に入って眠りにつく瞬間まで魚たちを眺めていられるなんて体験は一生の思い出になりそうです。

まとめ

デートでも家族連れでも思いおもいの楽しみ方ができるのが水族館。暑さ寒さも関係なく天候にも左右されないのもいいところです。事前準備をしっかりすることで効率よくショーやふれあいを満喫することができます。季節ごとの特別企画もあるのが水族館です。しばらく行っていないという人こそ、癒しのアクアワールドで新たな発見がありそうです。

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