地方の博物館は穴場?!

2016年7月11日

日本には大小合わせると5,700個以上の博物館があります。歴史博物館や科学博物館など博物館にはさまざまな種類がありますが、文部科学省の基準では、動植物園や水族館も博物館には含まれるようです。
博物館では学術的に研究された成果が展示されているので、展示品も解説文も少し小難しい印象を受けますが、目の前にあるものが数百数千年前のものであるということを考えると、時の流れやロマンなどを感じることができるでしょう。

旅先で訪れるべき博物館とは

その地域のことが知りたければ民俗博物館に行けと言われるくらい、都市やエリアごとに民俗博物館は点在しています。規模は比較的小さなものが多いですが、入場料が無料だったり数百円だったりするので、お得に旅先の歴史に触れることが可能です。海外旅行へ行ったときに必ず博物館を訪れるという人は多いかもしれませんが、日本国内を旅行するときも民俗博物館に行くと、新たな発見が得られるかもしれません。

地方の博物館はフレンドリーなことが多い

小さな町にも資料館などの博物館はあるものですが、地元の人は訪れることはなく、たいていひっそりとしているものです。来場者が日によってはほとんど来ないことがあるため、たまに来るお客さんに対してとてもフレンドリーに接してくるケースがあります。
博物館巡りの楽しみは博物館の人とのコミュニケーションにあると言っても過言ではありません。小さな町を訪れてもなかなか地元の人と話す機会はありませんが、博物館の受付の人はたいていがその町の人なので、仲良くなって話をすれば博物館に展示されている以上の地元の話を聞くことができるでしょう。

子供にお勧めなのは科学博物館

学術的な展示が多い博物館ですが、子供も大人も楽しめるのが科学博物館です。実際に触れたり体験したりできるタイプの科学博物館は、ただ観るだけの受け身ではなく能動的に展示を楽しめるので、親子で行くのには最適な場所です。また、体験型の展示が多いからか館内で多少なら騒いでも注意されないこともあり、子供とのびのび博物館での時間を過ごせます。
一方、動物園や植物園も親子で行きたい博物館と言えるでしょう。生体展示という方法で生きた動物や植物を観ることができる博物館は、命について子供達に教えるのに良い機会となります。

日本全国には多数の博物館があり、その地域の歴史などを学ぶのに大変役立ちます。興味があるとないとにかかわらず一度訪れてみると、新鮮な体験ができるかもしれません。

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