女子旅におすすめ! 「美肌」がウリの東海エリアの人気の温泉

2016年8月4日

東海エリアは全国でも指折りの温泉郷が点在する温泉天国。その中でも、美肌効果が高いと言われる女子旅におすすめの温泉をご紹介します。自分へのご褒美に旅行を計画している女性の皆さんはぜひ参考にしてみてください。

美人の湯の代表格「下呂温泉」

湯治場として1000年以上の歴史を誇る岐阜県の下呂温泉は、室町時代より有馬・草津と並び「天下の三名泉」とその名を全国にとどろかせた名湯。「美人の湯」とも呼ばれるほど、その泉質は美肌効果を期待できます。下呂温泉の泉質は「アルカリ性単純温泉」で、肌の古い角質を取り除く働きがあるとされ、湯上がり後はつるつるスベスベの美肌に。また、下呂市内には今話題の「天然炭酸泉」の湧き出る温泉もあるので、そちらもおすすめです。天然炭酸泉は身体をよく温めて凝りをほぐしてくれる他、その湯を飲めば胃腸の調子を整える効果もあるそう。時間があるなら、両方の温泉を試してみてはいかがでしょう。

レトロな温泉地・熱海の美肌へ導く「熱海温泉」

歴史に名を残した多くの偉人を魅了し、ひと昔前には温泉旅行の代名詞ともいわれた静岡県熱海。市内に湧き出る総源泉数は500を超え、熱海4大温泉に数えられる伊豆湯河原温泉・伊豆山温泉・熱海温泉・南熱海温泉や伊豆多賀温泉・綱代温泉など、それぞれに魅力溢れる温泉を楽しめます。その中でも女性におすすめなのが、熱海市の中心に湧き出る熱海温泉です。湯あたりが良く肌にやさしい弱アルカリ性で、美肌効果に優れたメタけい酸含有率が高いのが特徴。その湯にゆっくりと浸かれば、きっと美肌効果を実感できるでしょう。

清少納言ゆかりの恋の湯治場「榊原温泉」

三重県の榊原温泉は清少納言の枕草子に「ななくりの湯」として登場する由緒ある名湯。清少納言だけでなく、いにしえの歌人たちにより「恋の病にきく湯」として多くの和歌に詠まれている湯でもあります。また、お伊勢参りの際に天皇が榊原の湯で「湯ごり」をして身を清めたことから、地元では「宮の湯」として親しまれてきました。無色透明のアルカリ性単純泉で、温泉に含まれる重曹成分が古くなった角質を除去しやすくし、ナトリウムを含む高アルカリ成分が肌をつるつるにしてくれます。美肌効果はもちろん、先人にならって「恋の病」を癒やしに出かけてみるのも一興です。

美肌効果の高い湯に浸かり、その地の美味や美景に満たされれば、自ずと女子力も充電されるはず。母と娘、友達同士など、たまには女性だけで大いにはしゃぐ楽しい旅へ出かけましょう。

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