涙が!笑顔が!止まらない!!動物たちが活躍する邦画3選

2016年8月4日

動物が好きという人ではなくても、無邪気でかわいい動物たちの姿を見るだけで思わず微笑んでしまうという人も少なくないでしょう。映画の世界でもさまざまな場面でそんな可愛い姿を存分に見せながら活躍する動物たち。今回は、そんな動物たちが主役の邦画を3つご紹介します。

犬好き必見!犬のかわいらしさと優しさが画面からあふれ出る映画「クイール」

2004年に公開された映画「クイール」は写真集『盲導犬クイールの一生』を基に作られた一匹のゴールデンレトリーバーの一生を描いた作品です。ベテラン訓練士ですら手を焼くようなマイペースでのんびり屋の子犬が多くの人との出会いや別れを繰り返しながら立派な盲導犬となり、その命を終えるまでの可愛くけなげな姿が描かれています。
実際に活躍する盲導犬がどのように生活しているのか、一匹の犬と周囲の人たちとの交流が無駄に大げさな装飾なくリアルに進む物語は、逆に観る者の心に大きな何かを残すことでしょう。犬がそれほど好きではないという人でも、見終わるころには思わず犬好きになってしまっているかもしれませんよ。

涙が止まらない!愛と感動の動物物語「子ぎつねヘレン」

春の新緑が美しい北海道を舞台にしたきつねが主役の映画「子ぎつねヘレン」は2006年に公開された動物映画です。竹田津美著『子ぎつねヘレンがのこしたもの』が原作となっています。
母親の仕事の都合で北海道の獣医の元に預けられた少年と、母親からはぐれた一匹の子ぎつねとの交流の物語です。少年がたまたま拾った一匹の子ぎつねは盲目である上に耳も不自由で嗅覚も失っていたきつねでした。母親と離れて暮らす少年は、この一匹の子ぎつねを一生懸命育てる中で、いじめや母から遠く預けられている寂しさを乗り越えていきます。子ぎつねのかわいらしさはもちろんのこと、愛や命の大切さを考えさせられる素敵な物語です。子どもだけでなく、大人にもおすすめの映画ですよ。

懐かしのあの名作を!人間も見習いたい!?ピュアな犬の恋物語「マリリンに逢いたい」

沖縄で実際にあった実話を基に作られた「マリリンに逢いたい」は恋人犬に逢うために自分の力で海を渡った一匹の一途な犬の物語です。
沖縄の阿嘉島にある民宿を開く男性の元で飼われていた犬のシロは、飼い主同士が知り合ったことで出会った雌犬のマリリンに一目ぼれし思いを寄せます。そしてその思いは、ついに阿嘉島の対岸にある3キロメートルも離れたマリリンが住む座間味島までの遠泳を実行するまでに至るのです。この映画は実話を描いた作品であるということだけではなく、主人公の犬シロを本物のシロが演じているということでも驚かされますよね。
ピュアな2匹の恋物語が未だに語り継がれているかのように、阿嘉島と座間味島のそれぞれの海辺にはシロとマリリンが海を挟んで向かい合うような形で銅像が建てられていて、今でもその姿を見ることができるようになっています。

家族で!一人で!友達や恋人と一緒でも!誰と一緒に観てもほっこりする動物映画

動物たちのかわいい姿には、子供から大人まで年齢も性別も国籍も関係なく多くの人の心を癒してくれる特別な力があります。ちょっと疲れたなと思ったり、心の中が空虚に感じてしまったりしたときに、動物映画を観て、泣いて笑って癒されながら、動物たちから元気のパワーをもらってはいかがでしょうか。

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