大人の音楽だけではもったいない!?「ジャズ」を聴いて楽しもう!

2016年8月4日

大人の雰囲気の漂うオシャレなバーでかかっている音楽というイメージが強い「ジャズ」ミュージック。実際ジャズのピアノ演奏を聴いたり、ジャズレコードを聴いたりすると「カッコいい」と感じる方も多いでしょう。ただ普段聞くにはちょっとマニアックであり自分には合わないと感じる方も多いようです。しかし、ジャズは子供から大人までが楽しめる音楽です。ここでは初心者でも楽しめる「ジャズ」についてまとめてみました。

そもそも「ジャズ」とはどんな音楽?

ジャズは19世紀末から20世紀初め頃にアメリカ南部の都市で発祥した音楽です。まだ奴隷制度があった時代、黒人の不満や辛さをうたった民俗音楽やサウンドが中心となり、その後ヨーロッパ音楽が融合されて生まれた音楽です。シンコペーションなどの掛け合い演奏、そして不定期な複合リズムなどの要素が取り組まれているのも特徴です。楽譜どおりに演奏しても、演奏者によって多少のリズムの違いや個性が表れるのも面白味の一つでしょう。ジャズができたのは困難な時代を乗り越えた背景があり、そのため聴く人の魂を揺さぶるような迫力のある楽器の音、心地よいリズム、そしてもの悲しさも感じることができます。

初心者がジャズを楽しむ方法

ジャズはこのように歴史が古いため、名曲と言われる曲が数多く存在します。名盤と言われるようなアルバムもたくさんあり、誰もが一度は聴いたことのあるジャズミュージックがぎっしり詰まっていますから、レンタルショップなどを一度覗いてみるのもおススメです。また、ジャズは早いテンポからゆったりとしたテンポまで様々な曲があります。例えば早いシンコペーションがベースとなっているジャズは「仕事中の作業効率をあげる効果がある」と言われており、逆にゆったりとしたテンポのジャズは「心地よい睡眠に繋がる効果がある」と言われています。このようにジャズを聴くだけでも様々な効果があると言われており、ラジオ番組の中には、その時間帯に合わせて相応しいジャズ曲を流しているチャンネルもあります。まずは名盤アルバムを借りたり、ラジオで流れるジャズから親しみを持ってみたりするのも良いかもしれません。

生演奏で聞くジャズは誰もが楽しめる

ジャズの生演奏が聞ける「ジャズバー」や「ジャズレストラン」というのは数多くあります。なかには飲食代のみで演奏を無料で聴ける飲食店もあるので利用してみるのも良いでしょう。レストランやバーでなぜジャズが良く演奏されるのか。理由として「会話も食事も楽しみながら演奏が聴ける」ことが挙げられます。ジャズで演奏されるピアノやベースの音というのは心地よく、重低音が響きます。これは会話に支障のない音であり、しかも音楽が流れ続けることでリラックス効果を与えることができるのです。食事や会話もでき、なおかつ心地よい音楽も聴くことができる「ジャズバー」。音楽だけでなく食事やお酒も楽しめるので、ジャズ初心者の方からジャズ好きの方まで幅広く楽しむことができる場所としておすすめです。

まとめ

大人の音楽といったイメージの強いジャズ。しかし聴くことにより仕事の効率が上がったり、快適な睡眠をとれたりとジャズを生活に取り入れてみるのも良さそうです。何を聴くべきなのかと難しく考えず、まずはラジオで流れているジャズを楽しんだり、レストランでの生演奏を楽しんだり、身近に流れているジャズを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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